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今月の特集は、ブラボー!!お肉。 ステーキ、焼肉、ハンバーグ…お肉万歳! 肉を食べて夏を乗り切ろう 肉食べときゃなんとかなる。 2017年もいよいよ後半戦に突入 遊ぶのもいいけど、宿題もしようね!

PEOPLE

#58 高橋太郎さん

富山県産の漢方茶で、病気にならない身体づくりを。


高橋太郎さん

高岡市内の病院で看護師として働きながら、和漢(漢方)の考え方や魅力を伝えようと精力的に活動を続けている高橋太郎さん。そんな高橋さんが漢方と出会ったのは7~8年前のことだそう。
「富山大学付属病院で看護師の道を歩み始めた私は、うまく環境になじむことができず、配属後すぐに〈うつ病〉を患ってしまいました。そんな私を助けてくれたのが漢方薬。同病院内の和漢診療科の患者となり、そこで漢方の心身一如(※1)という考え方に共感し、本格的に和漢を学び始めました」。
看護師としてさらに漢方の知識を深めようと、漢方専門医のいる現在の病院に移った高橋さん。プライベートでも漢方を使ったお茶会を定期的に開いたりと、少しずつ歩みを進めていくことに。また、様々な問題点にも気づかされたそう。
「日本で使われている漢方のほとんどが外国産。これには正直驚かされました。くすりの富山と呼ばれる地に生まれ育った身としては無視できない現実。そこで、できるだけ富山産や国産の生薬や野草、ハーブを使った漢方茶を作れないかと考えたのが、今回の活動のきっかけです。それと同時に、漢方につきまとう〈苦くてマズい〉というイメージも払拭したかった。やはり美味しくなければ飲んでもらえませんから…」。
そうして県内外の農家に足しげく通い、材料をおすそ分けしてもらいながら試行錯誤を重ねて完成したのが、原材料の9割を富山県産で占める〈阿羅漢茶〉。南砺市で収穫されたカワラケツメイを香りのアクセントに、熊本産の甘茶とステビアの葉が自然な甘みを付加。漢方であることを感じさせない、甘くて美味しいノンカロリー茶として、女性を中心に話題を集めている。
「ちょっとずつ仲間も増えて、少量ではありますが富山県内で一般販売ができるようになりました。これからは、漢方の考えである未病(※2)を世の中に広めるためにも、もっともっと漢方が一般家庭の食卓に上がるように働きかけたいですね」と高橋さん。「抜苦与楽」という東洋医学の原点。苦しみを取り除くことで、その相手に楽しみや喜びを与える。そんな信念の中で高橋さんはこの活動に力を注いでいる気がする。
※1 肉体と精神はひとつのものであり、心が癒されれば身体も癒されるという東洋医学の考え方。※2 病気にならない身体を作ること。

高橋太郎さん
1975 年生まれ。高岡市出身。看護師。富山県内の大学病院で和漢(漢方)を学び、県内外で漢方をテーマとしたセミナーやお茶会を行なう。最近では「阿羅漢茶」などの富山県産の甘くて美味しい漢方茶を調合し、話題を集めている。
購入に関するお問い合わせはhttp://www.facebook.com/tarou.takahashi?fref=ts

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