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今月の特集は器! 皿と器の違い知ってる? カップとコップ、英語にすると両方CUP。 服を着替えるように、料理もドレスアップしよう。 すっかり春ですね! 山菜採りに行ってきます!

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#66 相川 葵さん

女性や子供たちにも鍼灸の可能性を伝えていきたい。


相川 葵さん

鍼灸というと一般的に「年配層のもの」というイメージが強いなか、鍼灸を幅広い世代に伝え続けているのが、『常四鍼灸接骨院』『レール鍼灸接骨院』鍼灸師の相川 葵先生だ。先生自身は、三代続く鍼灸師の家庭に育ったという、いわば鍼灸界のサラブレッド。そんな先生が本格的に鍼灸の世界に入ったきっかけは。「以前東京で介護職をしていたとき、体調を崩してひどい頭痛に悩まされました。病院で調べてもらっても原因は特定できず、ロキソニン、ボルタレン…と薬だけが強くなっていきました。そんなとき親が地元から治療に来てくれて、施術してもらうと、あんなにひどかった頭痛がスッと取れたんです。身近で育ってきた鍼灸ですが、このときはじめて実体験として〈鍼灸ってすごいんだな〉と感じ、東洋医学をもっとしっかり学びたいと思うようになりました」。
西洋医学と東洋医学の違いとは。「西洋医学は急性疾患に強く、事故や大きな病気などのときとても頼りになるものです。対して東洋医学が力を発揮するのは慢性的になった症状や〈養生〉です。今から10年後20年後、いかに大きな病気をせず健康でいられるかということを考えています」。養生はもちろん、症状の出ているときにも威力を発揮するという。「鍼灸の効果効能は腰痛とか肩こりだけではありません。先日は30代で髪が抜けてしまった方が来院されたのですが、子供の頃からの下痢が改善し、足の冷えが取れ、頭痛が治ったりと、全体的な調子が整ってきたときに髪が生えてきて、とても喜んでいただけました」。
ご自身も2人のお子さんを子育て中の先生は、こうも続ける。「今のお母さんは、子供の体の看かたを教わらなかった方が多いように感じます。〈今日は機嫌が悪いな〉とか〈これから体調崩しそうだな〉とか、お母さんは無意識に子供のことをよく見ていますが、その先のケア方法を知ることでお母さんがしてあげられることもあるのではないかと思います」と先生。現在先生は、イベントなどで講師をする機会も多い。「私が鍼灸の世界ではまだまだ珍しい女性ということもあり、子育て中のお母さんたちがお子さんを連れて集まってきてくれます。病気になってから病院に行くのではなく、自宅でできるセルフケアの方法を知っていただき、子育てにも役立ててもらえると嬉しいです」と先生は優しい笑顔で語ってくれた。


相川 葵さん
石川県白山市生まれ。先生の代で三代目という生粋の鍼灸師の家庭で育つ。東京で介護職を経験したのち、実家である『常四鍼灸接骨院』で鍼灸師として働く。またご主人が開業した『レール鍼灸接骨院』の鍼灸部門を担当。自宅でも気軽に取り入れられるように、セルフケアお灸の講座を各種開講中。
https://www.facebook.com/aoi.aikawa.5?fref=ts

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