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PEOPLE

#67 高沢満里子さん(左) 田辺恵子さん(中) 安川涼子さん(右)

高岡の子供たちに温かいごはんを作ってあげたい。


高沢満里子さん 田辺恵子さん 安川涼子さん

厚生労働省の調査では6人に1人の子供が貧困状態にあるとされ、親が忙しくて一緒に食卓を囲めないなどの理由でひとりで食事をする「孤食」や「個食」が問題になっている。そんな中で経済面を含めた様々な家庭的事情から満足に食事が取れていない子供たちに、温かい食事を無料で提供しようと立ち上がったのが「オタヤ子ども食堂」だ。毎月第2、4土曜日の正午から15時まで、富山県高岡市内にある御旅屋セリオ6階にて、田辺さんをはじめとする有志メンバーらが家庭的な料理で子供たちをおもてなし。ハロウィンやクリスマスといったイベントを交えながら、だれでも気軽に足を運べる子供専用食堂として、着実に利用者を増やし続けている。
「私たち自身、長年にわたって児童委員(※)を引き受けていたこともあり、これまで様々な家庭で孤食の現状を目の当たりにしてきました。地球の宝物である子供たちに安心して楽しく食事をしてもらいたい。さらには精神的にゆとりのある大人に育って欲しい。そうした活動を無理なく継続させていく。それが私たちの願いでもあります」と田辺さん。子供たちに余計な不安を与えないよう、身辺調査などは一切しないのが決まりごと。また、母親同士のコミュニティの場としても活用されはじめ、昔ながらの料理の作り方を教わるなど、母子共々の食育にも一役かっている。
そんな「オタヤ子ども食堂」は、運営に携わる人材から料理に使われる物資までのほとんどがボランティア。過去には30キロのお米が匿名で送られてきたこともあるそうだ。「多くのボランティアや有志の方々によって支えられながら活動を続けていますが、まだまだ人手が足りていないのが現状です。とくに大学生の皆さんには勉強を教えたり遊び相手となったり、子供たちの教育を助ける意味でも協力してもらいたい。もちろん年代に関わらず、ボランティアは大歓迎です」と高沢さん。「オタヤ子ども食堂」は、幼児から高校生まで無料(付き添いの大人は300円)。申し込みは不要。1月は14日と28日の開催を予定している。
※市町村の区域に配置されている民間の奉仕者。地域の子どもたちが元気に暮らせるよう、あらゆる相談や支援を行っている。


高沢満里子さん(左) 田辺恵子さん(中) 安川涼子さん(右)
経済的な理由や家庭事情によって十分な食事が取れていない子供たちに向けて、2016 年の2月に活動をスタートさせた「オタヤ子ども食堂」を支える有志メンバー。食材の調達から当日の調理や給仕まで、ボランティアの協力を受けながら奮闘を続けている。
問い合わせ先/ 090-3760-0622(田辺)

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