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PEOPLE

#74 石川ドッグレスキュー

飼い主を失った犬を助けることで命の尊さを伝えたい。


石川ドッグレスキュー

県から殺処分の対象となる捨て犬などを引き取り、世話をしながら新たな飼い主を探す石川県金沢市のボランティア団体「石川ドッグレスキュー」。2002年よりセンターに収容された犬の保護活動を地道に続けてきた代表者の池田祐美子さんに賛同する形で、現在は十数名の正会員と約100名のボランティアがこの活動を支えている。「小学生の時に保健所で殺処分される犬の存在を知ってから、捨て犬を見つけるたびに近所を一軒ずつ回って、飼い主を探していました。困った犬がいたら助けるのは当たり前。そうした同じ考えを持つ人たちと出会えたことを嬉しく思っています」と池田さん。その活動内容は、捨て犬などを管理するセンターに定期的に足を運んで、収容された犬を保護。動物病院で検査を受けさせてから、預かりスタッフと呼ばれるメンバーが各家庭で一時的に世話をし、里親が見つかるまで待機するというもの。また、譲渡する場合にも飼い主にとって本当に犬が必要なのか、犬にとって適正な飼い主であるかを計るため、自宅で犬とすごす「お試し期間」を設けている。犬たちのフード代や治療費などを賄うために、年に数回チャリティバザーも開催しているそうだ。そうした積み重ねにより、これまで里親に譲渡された犬の数は2000匹近く。一度は人に裏切られた多くの犬たちが、思いやりのある温かい家族に迎えられている。
最近では飼い主から直接、引き取りの相談を受けることも増えてきたそうだ。「犬の寿命は15~20年。もちろんその間にも飼い主をとりまく環境は大きく変化します。15年後に自分がどういう状況にあるかを予測したうえで、責任をもって飼育できるかを考えてみてください。犬を迎えるということは、家族がひとり増えるということ。場合によっては諦めることも大事ですし、成犬を引き取るという選択肢もあります。また、いざ自分が面倒を見ることができなくなったときのことを考えて、飼い犬を委ねられる人を探しておくのも大切なことです」。そんな池田さんの夢は、こうした活動が自然消滅すること。「すべての犬たちが、それぞれの家庭で一生を終えるのが理想的。犬を迎える人たちが先々のことを考えていれば、不可能なことではないはずです。昔はドッグレスキューなんてあったよね。そんな日が来ることを待ち望んでいます」。


石川ドッグレスキュー
石川県在住の主婦を中心とするボランティアグループ。県内にある管理センターから、処分対象となった犬の保護と里親探しをしている。次回のバザーは10月15日に開催予定。
場所は金沢市若宮大橋下まめだ簡易グラウンド横。左から池田広子さん(ハク)、光木照美さん(Joy)、池田裕美子さん(チャッピー)、出村真紀さん(ナッツ、ビビ)。里親希望やボランティアの問い合わせはコチラ
http://i-dog.net/

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