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PEOPLE

#80 石田智宏

カンボジアで若い力を支援するゲストハウスを作りたい。


石田智宏

温泉の町、七尾市和倉町でゲストハウス『FREEDOM2』を経営する石田智宏さんが2018年に、カンボジアで若者支援の宿を開設する。これまでカンボジアの貧困層の教育問題に取り組むため現地に積極的に足を運び、地元七尾市で募った学用品などを現地の子供たちに贈り続けてきた石田さん。今回のゲストハウス開設にあたっては、その利益を支援する学校の運営資金に充てたり、日本人観光客を呼び込んで経済活動を活発にするなどいくつかの理由があるが、一番の目的は現地での雇用を生むことにあるそうだ。
「初めて訪れたときはそれほど貧しい国だと思いませんでしたが、長期滞在を繰り返すうちに本当の貧しさを知ることになりました。多くの国から支援されるカンボジアは、与えられることに慣れている国。今、この国に必要なのは自分たちで何かを生み出す力=雇用だと思います。ゲストハウスを選んだのも自分の知識と経験が役に立つと思ったから。日本語を学んだ現地の若者を雇用することで、日本とカンボジアの国際交流の輪が広がることも期待しています」。
石田さんが初めてカンボジアを訪れたのは、バンド活動に精を出していた2010年。当時携わっていたバングラデシュに学校を建てる活動の最中、世界遺産として知られるアンコールワットに足を運んだ。
「そこで現地のガイド(ソチアット)と仲良くなり、その後も頻繁にカンボジアに訪れるようになりました。途中からはボランティアの心も芽生えましたが、結局何もできずに帰国するその繰り返し。そればかりか、前向きで明るい現地の人たちからパワーをもらったりして。当時はカフェの経営があまり上手くいってなかった時期。その頃からいつか恩返しをしたいと思うようになりました」。
いずれは和倉のスタッフとカンボジアのスタッフを交換留学のように行き来させ、現地の住民と交流しながらそれぞれの国の文化が学べる場所にしたいという石田さん。「自分がソチアットというひとりの人間を通じてカンボジアに興味を持ったのと同様に、この活動を通じてひとりでもカンボジアに興味を持つ人が増えてくれたら嬉しいですね」。人と人の繋がりを大切にする石田さんは、現在カンボジアでのチャリティイベント開催に向けた協力者を募集している。


石田智宏
石川県出身。1979年生まれ。20代は介護の仕事をしながらバンド活動に明け暮れる日々。29歳で退職し、10代からの夢だったバックパッカーの旅に出かける。カフェ経営を経て、2014年に七尾市和倉町にてゲストハウス『FREEDOM2』の営業を開始した。
石川県七尾市和倉町タ1-1 TEL.0767-57-5781

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