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品数ランチ②|金沢市此花町「日々魚数寄 東木」の魚数寄ランチ

品数8品以上を縛りにした石川県のランチを紹介するシリーズ〈石川品数ランチ〉

 

今回は、旬の地魚と加賀野菜をふんだんに使った『日々魚数寄 東木』のランチをご紹介します。

 

金沢駅前別院通り商店街

魚好きが集まる食通の隠れ家。

訪れたのは金沢駅から徒歩3分の場所にある「別院通り商店街」。寿司、中華、焼肉、バルなど、あらゆるジャンルの飲食店がひしめく、グルメニスタ御用達のエリアです。

 

その商店街の中腹あたりにあるのが『日々魚数寄 東木』。カウンターとテーブル合わせて10席ほどの小箱には、しっとりと落ち着いた雰囲気が漂っています。

 

青いのれんが目印。

 

店主の東木宏憲さんは、金沢の料亭をはじめ、京都の料理旅館、東京銀座の割烹、さらにはイタリアの和食店でも腕を磨いた実力派。唎酒師とソムリエの資格も持っていて、料理や好みに合わせて提案するお酒のチョイスに定評があります。

 

店主の東木宏憲さん(実際の営業中はマスクを着用しています)

 

夜は完全予約制のコース料理のみ。「金沢や能登で獲れた魚介の美味しさを伝えたい」をモットーに、あらゆる技を尽くしながら寿司や割烹をふるまう東木さんですが、その腕はランチにもいかんなく発揮されています。

 

それではさっそく、注文してみましょう!

 

『日々魚数寄 東木』の魚数寄ランチ

魚数寄ランチ 1,100円

 

どうですかこの日本人の心をグッと惹きつけるような献立は。

 

しかも、金沢港の魚市場で目利きした地魚が盛りだくさん。さすが「魚数寄」と書いて「さかなずき」と読ませるだけありますね。

 

希望によっては、刺身3種盛り(660円)も追加できるそうですよ!

 

そして、気になる品数はというと…。

 

ご覧の通り12品!

 

さらに当日のメニューを詳しくご説明。

 

1.鯛のあら炊き
2.油揚げと小松菜の煮びたし
3.自家製のおぼろ豆腐
4.ガスエビの唐揚げ
5.佃煮(昆布、イワシ)
6.だし巻き玉子
7.メザシの焼き物
8.粟麩の田楽
9.豆イワシの南蛮漬け
10.自家製の漬物(きゅうり、たくあん、しば漬け)
11.羽釜で炊いたごはん
12.岩海苔のみそ汁

 

といった内容でした!

 

鯛のあら炊きはごはんが欲しくなるしっかり目の味付け。

 

「お里に帰ったような、懐かしさを感じていただければ」と東木さんも話すように、昔ながらのほっこりとした味わいがこのランチの最大の特徴。

 

みそ汁のだしをあえて煮干しでとるのも、イワシやアジなどの大衆魚を積極的に使うのも、親しみやすさを考えてのこと。素朴ながらも洗練された滋味豊かな料理は、食べていくうちにどんどん懐かしさが込み上げてきます。

 

粟の実を練り込んだ生麩。田楽味噌もこれまた美味。

 

羽釜で炊いたごはんはおかわり可。おかわりの際はおこげが付いてくる。

 

このクオリティのランチが千円ちょっとで食べられることに驚きを隠せない筆者ですが、「刺身にならない魚の頭や中骨をあら炊きにしたり、出汁をとった昆布を佃煮にしたり工夫しています」という話を聞いて深く納得。コスパ最強との呼び声が高いランチは、そうした手間を惜しまない職人さんの知恵と技によって成り立っていたんですね。

 

ちなみにランチは11:30と13:00の2部制。運が良ければアポなしで入れますが、基本的には予約をした方が間違いないかと思います!

 

 

日々魚数寄 東木
ひびさかなずき とうぼく
石川県金沢市此花町1-6
TEL.050-5485-1778
営業時間/11:30~14:00(L.O.13:30)、18:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日/水曜日
席数/カウンター4席、テーブル6席
駐車場/近隣にコインパーキングあり
※ こちらの情報は取材時点のものです。

 

 

(取材・文/ヨシヲカダイスケ、撮影/林 賢一郎)

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