見て見て!もっと褒めて!|裕子の艶言葉 #06
雨風をしのいで食べていける安全な生活があると、さらに欲求が生まれるのは行きていくうえで必ずでてくること。
それらは、お金の心配や食べる心配をしなくても良い豊かな現代の子供や、幼少期に甘え足りなくて自信がないのに自己愛が強い寂しがりやの大人に顕著にみられる傾向。
毎日健康志向のご飯作ってすごいでしょ!
頑張った仕事をもっと評価して!
うちの子って天才!
こんな高級なところでご飯ご馳走してもらってるの!
こんなに走ってる俺ってどう!?
今はSNSの「いいね」で簡単に得られる快感。しかしそれはあくまで他人から得られるもの。
移ろいやすい他人に委ねてしまう承認欲求は、現代特有の人言関係の依存につながる危険性が。
しかし生きるうえでの大切な欲求なので、無条件に認めて受け入れてくれる人がいるのは必要なこと。その一番の理解者のおすすめは、ご自身。SNSの「いいね」より誰より、自分で自分を褒めて認めてあげましょう。
自分が自分を褒めてあげられたら、他人との競争や人からの賞賛はさほど必要なくなるかと。
好きなモノに囲まれる生活。そんな一生モノも自分へのご褒美に。では皆さま、これからもあたしの艶言葉を読んで褒めて広めて認めてくださいませね♡
今日の艶言葉
自分こそを一生モノの良いモノに。
◯金沢繁華街の蝶に効く【艶言葉】
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執筆者プロフィール
裕子
夜の街に勤めて20年、現在は金沢屈指の名店クラブに在籍。その傍ら産業カウンセラーとしてメンタルケアの活動をしながら心理学、傾聴などを学び続けている。また、サンキャッチャーブランド「LimaBlue」を手がける作家としても活躍中
インスタグラム:@yu_column
インスタグラム:@limabluesuncatcher
フェイスブック:@LimaBlue
※こちらの記事は、2017年月9月末発行の『BonNo』vol.74に掲載されたものです。