同時にするにはムリがある、掃除と片付け。|カネノミホの散らかった部屋でよむコラム #01
(できるなら)掃除はしたくないと思っている、整理収納アドバイザーのカネノミホです。
整理収納アドバイザーというと、キレイ好きで、片付けが得意で、家はいつも整っていてインスタ映え…って思いますよね?
残念!!
私はもともと、片付けが苦手で、めんどくさがりで、捨てられない人。
30歳で結婚し、長女長男と出産したころから、自宅がだんだんと混沌とした状況に。
カラーボックスや100均の収納ケースを買っては狭い家に運び入れ、モノを高く積んでみても、部屋は一向に片付きませんでした。
そんなときに出会ったのが「整理収納」。
片付けが苦手なのではなく、ただ片付け方を知らなかったんだと気づき「な~んだ!これならできそう」と少しずつ思えるようになりました。
さて、そもそも片付けるって何をすることなんでしょう?
私が講師を務める整理収納アドバイザー2級・3級認定講座でも、一番初めに「整理って?」「片付けって?」を知ることからスタートします。
みなさんこんな経験ありませんか?
「よし、今日は片付けよう!」と思って始めてみたら、気づけば洗面台のふき掃除をしていた。
「掃除しよう!」と思って始めたら、食器棚の中のモノを片付けて時間が終わった…なんて。
片付け=探しモノをしないために「モノを元の場所に戻す」こと
「掃除」と「片付け」は、まったくの別モノ。
だから、同時にしようなんて、ムリムリ!
掃除をするときに、床にモノがあったり、まずは散らかった服や食器、おもちゃの片付けから始めなきゃ…だと、やる気は半減。
なので、ズボラな私は、日々の掃除や家事を少しでもラクして、のんびり時間をすごすために、片付けを頑張ります。
掃除をするなら、散らかってないときが断然やる気に。
じゃあ「片付けを先に」という考えになりますが、片付けをするにしてもママやパパがひとりでしないことが大切。
「自分ばっかり片付けてる」状況にせず、家族を巻き込んでください。
モノを出しっぱなしにしがちな人には「使ったらここに戻してね〜」「いつものところになかったから、困っちゃったよ」なんて、声をかけながら一緒に片付けを。
お子さんなら、戻す場所を示しながら「ここなら使った後に戻せそう?」「今度から戻せる人ー?」など、子どもの意見を聞きながら片付けやすい仕組みにしてあげると、家族が自主的に片付けるようになり、毎日の効率がさらに良くなります。
片付けができず、だんだんと掃除も億劫になり…ずいぶん汚れてしまったというお宅を、今までたくさん見てきました。
そしてママが言うんです。「子どもが、家族が、アレルギーなんです」と。
(そりゃ、そうなるわ…)
そんなママには「掃除好きじゃないでしょ?じゃあまずは、床やホコリがかぶっている出っぱなしの(飾ってある?)モノをやっつけちゃいましょう」と声をかけます。
どんなに素敵な家も、家族が不健康で、家がホコリだらけだったら、悲しいですもの。
自分の手に負えないときは、人に頼ってOK!一度気持ちよくリセットを。(Sukkirari☆スッキラリの出張整理収納サービスにて)
・モノは、出しっぱなしにしない
・管理できる分だけの量を持つ
・掃除用品に、こだわりすぎない
チェックしてみてください。
意識すると、部屋が変わります。
掃除や片付けにかける時間を時短して、自分のための時間を楽しみませんか?
○お知らせ
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