Kan Sanoの音楽的ライフ【観ずる日々】第44回:コラージュ、赤
昨年の12月から始めたコラージュ作りが5ヶ月経った今も続いている。音楽制作をするようになって以来、音楽以外の趣味がなかなかできず、何か新しいことを始めてみても三日坊主で終わってしまう。そんな僕が5ヶ月もの間コラージュを続けているのはかなり凄いことだ。しかし特別努力をしている感覚もない。性に合っているのだと思う。
コラージュを作り溜めてきたスケッチブックが残り数ページになった。始めた当初からこのスケッチブックを使い切ることをひとまずの目標にしていた。もうすぐ達成できそうなのでとても嬉しい。
A4サイズの厚めのスケッチブック。もちろん色は赤だ。
昔から赤色は好きだったが、ここ数年ますます赤好きが加速している。たとえば雑貨屋なんかに行くと、まず最初に赤い物を探してしまう。
先月は本屋に行ったら、表紙が真っ赤という理由だけで、中身もよく分からない本を買ってしまった。この赤ブームにどういう心理的な原因、理由があるのかはよく分からないが、きっと何かあるのだと思う。自分の中で目には見えない何かしらの変化があったに違いない。詳しい人がいたら教えて欲しい。
僕にとって赤は楽しくなる色だ。スタイリッシュで、お茶目で、かっこよくて、可愛さもある。なんて完璧な色なのだろう。混じりけの一切ない完全な赤色が好きだ。くすんだ黒っぽい赤やオレンジっぽい赤だとちょっと違う。純粋に赤だけの、ひたすらに赤い赤が良い。