Kan Sanoの音楽的ライフ【観ずる日々】第47回：前厄の夏
金沢市出身のキーボーディスト／プロデューサー・Kan Sanoが綴るエッセイ。新世代のトラックメーカーとして支持されるアーティストの音楽的ライフを覗いてみよう！
暑い。暑過ぎる。毎年夏になる度に、「今年の暑さ流石にやば過ぎる…。」と絶望している気がするが、今年は本当の本当にやばい。昼間は暑過ぎて思考が停止してしまうし、何も手がつかない。例年７月上旬になると夏バテで食欲が低下し体重が２〜３㎏減ってしまう。今年は春からずっと体調が微妙な上に更に夏バテが重なり、例年よりもしんどく感じる。シンプルに体力が落ちているのかもしれない。
そういえば今年は前厄だったと気づいたのが春頃。厄的なものはあまり信じていなかったが、ここまで体調不良が続くとちょっと無視もできないなあーと思っていた矢先、今度は新車を派手に擦ってしまった。車の修理が終わった２週間後、意を決して明治神宮まで厄祓いに行ってきた。厄祓いの後しっかりお守りも買い、スマホケースに忍ばせた。交通安全のお守りは車に設置。その後も体調は相変わらずなのだが、小さな満足感はある。
そんな中、先月カメラマンの友人と山で撮影していたら、ブヨに脚を22ヶ所刺され散々な目に遭った。痒みがとにかく酷すぎて、病院で処方してもらった薬を毎日塗っても痒みが引くまで１週間かかった。まだ痕は残っている。前厄はまだ続くのだろうか…。早く終わって欲しい。
日時的に身体を動かす機会が全くないことに危機感を覚え、最近はなるべく一日に２、３キロほど散歩するようにしている。昼間は暑過ぎるので、夕方陽が沈んでから出歩くようにしている。更に気軽に身体を動かす機会を増やすため、自転車を買ってみた。車に乗せられるように折りたたみ式にしてみた。自転車の今後の活躍に期待したい。