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Kan Sanoの音楽的ライフ【観ずる日々】第77回:Mental Sketchツアー札幌、金沢

金沢市出身のキーボーディスト/プロデューサー・Kan Sanoが綴るエッセイ。新世代のトラックメーカーとして支持されるアーティストの音楽的ライフを覗いてみよう!

 

1月末からツアーが始まった。冬のツアーは初めての経験。冬なら他のイベントと日程が被ることが少ないし良いだろうと気楽に考えていたが、大雪と被るのはちょっと想定外だった。というか、札幌の積雪量の凄まじさを甘く見ていた。

 

金沢で10代を過ごし、大学はボストンだったから雪には慣れている方だけど、自分の身長をゆうに超える高さの雪山が街中に溢れる光景を目にして、これが本当の雪国なのだと圧倒された。昼間でも気温はマイナスのままだから雪がまったく溶けない。金沢の雪はすぐに溶け始めてシャバシャバの状態でずっと道路に残っているが、札幌の雪は昼間も真っ白のパサパサした状態で道路を覆っていて、コンクリートがひとつも見えない。意外と靴が濡れないから金沢より歩きやすいかもと思った。

 

大雪の影響で飛行機も電車も遅れたが、ライブには間に合ったし、お客さんもほぼキャンセル無くみんな来てくれた。それどころか、ライブ前にスープカレー、ライブ後にジンギスカン、翌日はラーメンと、札幌のグルメをしっかり満喫できてしまったのは我ながらあっぱれと言うしかない。食を楽しむのはツアーの醍醐味だし、そこは妥協したくない。

 

札幌から戻った2日後、今度は金沢へ向かった。金沢も結構雪が積もっていたが、札幌を経験した直後だったからか、寒さは平気になっていた。今回のツアーは金沢公演のみ現地のイベンターがいない完全な自主ライブだった。僕も含めてスタッフ全員がフル稼働で頑張ったDIYライブだったので、終演後の達成感も一際だった。

 

本番前と本番中に撮影もしたので今後YouTubeにアップする予定。金沢21世紀美術館のホールはどこから撮っても絵になる、イケメンみたいな空間だった。どんな映像になるのか楽しみだ。

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