
一人暮らしでも散らからない部屋は「準備」で決まる!|カネノミホの散らかった部屋でよむコラム #43
- 掃除はめんどくさい!家事もズボラな元片付け苦手人間という整理収納アドバイザーのカネノミホが、毎日をラクに過ごす片付けのヒントを教えます。
これから春に向けて、進学や就職を機に、初めての一人暮らしが始まるご家庭も多い季節です。
「ちゃんと生活できるかな?」「部屋、荒れないかな?」
本人よりも、親のほうが心配している。そんなケースも少なくありません。ところが実際には親ががんばりすぎるほど、一人暮らしは荒れやすいという現実も…。そこで今回は、新生活を気持ちよくスタートするための考え方、「片付く一人暮らしの準備」をお伝えします。
① 過保護が一人暮らしの部屋を荒れさせる
意外かもしれませんが、部屋が散らかりやすい人の中には、実家が整いすぎているケースがあります。
- 片付いた環境が当たり前
- モノの管理は親任せ
- 困る前に誰かが整えてくれる
こうした環境で育ち、準備のないまま一人暮らしを始めると、「何をどうすればいいかわからない」状態になりやすいのです。生活環境が整っていること自体は悪いことではありません。ただし一人暮らしでは、すべてを自分で決め、管理する力が必要になります。それでもつい…
- 自分がやった方が早いから
- 言ってもやらないから
と手を出してしまう。しかしそれは、本人のためにはなりません。大切なのは、「きちんとしなさい」ではなく、「自分で回せる仕組みを一緒に考える」こと。見た目の整った完璧な収納より、戻せる収納を最優先にしましょう。
- モノの持ち方
- モノの買い方
- 収納の考え方
- 管理の仕方
これらを伝えることが、本人の自立につながります。最初は失敗しても、散らかっても大丈夫。大事なのは、自分で立て直せる力を身につけることです。
② 仕事・勉強と余暇のゾーニングが重要
ワンルームでよくある失敗が…
- ベッドの上で勉強
- デスクで食事
- 床に置きっぱなし
といった状態です。これでは集中力もやる気も続きません。狭くても、
- 勉強/仕事ゾーン
- 寝るゾーン
- くつろぐゾーン
と、役割で空間を分ける(ゾーニング)ことが大切です。ラグや照明を変えるだけでも、「今は何をする時間か」が意識しやすくなります。座る向きや位置など、視線を工夫するだけでも、生活に切り替えが生まれ、散らかりにくい部屋になります。
③ 最初に買いすぎないことがタイパを高める
新生活で多いのが、最初に何でも買いそろえてしまうこと。収納用品や家具、便利グッズを一度にそろえると、部屋はモノであふれ、管理も難しくなります。
結果として…
- どこに何があるかわからない
- 探し物が増える
- 二度買いが起きる
という悪循環に。知っておきたいのは、モノが多いほど管理の手間は増えるという事実です。大切なのは「たくさんのモノをどう収納するか」ではなく「必要な量を見極め、戻しやすくする」こと。最初は、
- 最低限だけ持つ
- 暮らしてから買い足す
で十分です。今は必要な物をすぐ手に入れられる時代。だからこそ、必要な分を、必要な時に買う感覚が重要です。
④ ワンルーム収納の鍵は「動線」
収納の基本は、使う場所の近くに置くこと。例えば、
出入口付近:バッグ・上着・鍵
デスク周り:勉強道具・PC
ベッド周り:充電器・本・リラックス用品
収納は「しまうため」ではなく、戻すための仕組みです。一人暮らしは、実家とは環境も体力も時間も違います。大切なのは、これからの生活に合っているかどうか。効率よく暮らすためには、短い動線でラクに戻せる収納が欠かせません。
まとめ
✔ 完璧を求めない
✔ モノを増やしすぎない
✔ ラクに戻せる仕組みを考える
✔ 失敗できる余白を残す
大切なのはこの4つ。一人暮らしは自立の第一歩。新生活に困らないためにも、今から家族で、モノの持ち方や管理、戻しやすい収納について話し合ってみてください。
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