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歳を取るのが怖い!|裕子の艶言葉 #11

仏教で避けられない苦しみが必ずあり、その内のひとつが「老い」の苦しみ。そう。生きている限り必ず全員年齢は重ねるのです。

 

肉体的な衰えはもちろんいろんな制御が効かなくなったり、女性は特にホルモンバランスが大きく変化して精神的にも辛い時期が。

 

過度なダイエットしていたり美容意識の高すぎる人達を見ているとまるで、歳を取ることが悪のようにさえ感じます。

 

そこそこの年齢になってくると、迫り来る加齢の波に怯えつつ、自分より歳上の方を尊敬せずに年齢であげ足を取るような態度になる方が少なからずおられるのは要するに、若さこそ素晴らしいという偏見のマウンティング。

 

「若さは美しいけれど、美しさは若さではない」

少女のときから好きな言葉です。

 

若さをウリにしていると、その唯一の価値は必ず失われます。

 

柔軟に年齢を重ねていく。

自己研鑽は一生できます。

実年齢ではなく、好奇心の衰えない経験豊かな優しい心を持つ人こそ、キラキラした人間力が溢れる素敵な大人だと思います。

そしてそういう人は笑顔が綺麗で不思議と艶やかなモノ。

 

加齢に怯えて眉間に皺を刻み込むならば

美しい笑い皺を刻みましょう♡

 

今日の艶言葉

笑い皺でシワシワでも

心は若くツヤツヤでありたいものです。

 

 

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執筆者プロフィール

裕子
夜の街に勤めて20年、現在は金沢屈指の名店クラブに在籍。その傍ら産業カウンセラーとしてメンタルケアの活動をしながら心理学、傾聴などを学び続けている。また、サンキャッチャーブランド「LimaBlue」を手がける作家としても活躍中

インスタグラム:@yu_column
インスタグラム:@limabluesuncatcher
フェイスブック:@LimaBlue

 

※こちらの記事は、2017年月12月末発行の『BonNo』vol.77に掲載されたものです。

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