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コチョコチョ地獄|裕子の艶言葉 #42

酒も入れば心も開く。金沢屈指の名門クラブに在籍し、お酒の席で老若男女の心の声に耳を傾けてきた裕子さんの、酸いも甘いも知り尽くした人生談義。

 

いつぞやのJK達の彼氏の話。

 

「どうして男の人って、やめてって言ってるのに、コチョコチョしてくるの?!」

「わかるー!」

「本当にこしょばしくて辛くてやめて欲しいのに、笑ってしまうから、喜んでると勘違いして余計にコチョコチョしてくる!」

「子供じみてる!ほんとにやめて欲しい!」

 

そうなんです。

JK達から24年も長く生きているあたしも、首がもげるほど「分かる!」と頷いてしまいました。

 

笑っちゃってるから「喜んでいる」と思っているのでしょう。
そして、自分が行動したことによって、相手が分かりやすく反応してくれて支配欲を満たしてくれるのが、コチョコチョなのです。

「おっ、俺のコチョコチョで喜ばせてやってるな!」と。

 

そう、それはいわば、かまってちゃん。

子どもにも、過度にコチョコチョする大人をよく見かけます。
子どもの場合、セクシャルな感性の伸び始めだとあの不思議なくすぐったさを面白く感じて「コチョコチョして〜」と、おねだりしてくることもあるかと思います。

しかし、その感性が仕上がってくると、敏感な箇所への刺激は不快に変わります。くすぐったくてやめてほしいのに、笑っちゃって、喜んでると勘違いしてやめてくれない大人。本当に嫌だと言っている子どもは、思っている以上に多いです。※当社比

ぜひとも、やめてと言われたらやめてあげてもらいたいものです。(赤ちゃんへの適度なコチョコチョは発達を促す意味でも良いこととも言われておりますが、足の裏はやめた方が良さそうです。)

 

彼女や奥様の体も含めて、そうでは無い女性の体にまでとても気やすく触る方が居ますが、とても失礼なこと。
繁華街で仕事をしていると、セクハラが当たり前の様に感じますが、若い時からとても複雑な気持ちになることが多かった様に思います。
反して、こちらから触れたくなる様な、いやらしいお触りの無い紳士はホステスさん達からお客様としてとても大切にされて、モテております。※当社比

 

恋人だとて、リラックスしている時間なのにイキナリ胸やお尻を触ってくる方がおりますが、それもNG。ものすごく敏感で大切な部分を不意打ちで触られたら誰しもがビックリします。
犬も猫も寝ている時に尻尾を踏まれたら怒ります。

相手が本当に、それで喜んでいるのかどうかを確認するのが思いやり。
暗黙の了解のプレイのつもりが、お相手には負担になっている事も多いでしょう。

恋人や夫婦だからとて、相手の体は、相手のモノ。
そんなお相手の体への気遣いが出来るようにお願いしたいものです。

 

そこに男女の性差はありませんが、男性に多く感じるのは男性の方が子ども心が残ったまま大人になった方が多いからでしょうか。

スキンシップからセクシーな気持ちになるには、適切な距離と時間がかかる人が多いです。

触るより、相手が触りたくなるような魅力的な人を目指して。
触りたくなっても、失礼にならないようにまずは距離を測って、気遣いしてくださいませね。

 

 

艶小噺

42歳になりまして。小さな体調の変化や、大きな心の変化がありまして。

そんな中、お誕生日をお祝いしてくださった皆様には、心からの感謝を申し上げます。

憧れのソムリエナイフ、そして世界にひとつのソムリエナイフ。
これからもたくさんのワインを開けて、楽しんでいきたいと思います。

 

 

 

 

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