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Kan Sanoの音楽的ライフ【観ずる日々】第35回:コロナになった話

Kan Sanoの音楽的ライフ【観ずる日々】
新世代のトラックメーカーとして注目を集める金沢市出身アーティストKan Sanoの音楽的ライフをちょっと覗き見。

 

ついにかかってしまった、コロナに。

 

10日間の自宅療養を終え、今はもうほぼ回復している。この世界が始まって2年半。親しい友人、知人の中にもこれまで感染者は出ていたし、6月には濃厚接触者になってしまい泣く泣くライブを一本キャンセルしたところだったが、まさかここに来て自分が感染してしまうなんてついにこの時が来てしまったかという感じだった。

 

むしろこの2年半平和に過ごせていたのがラッキーだったと考えるべきなのかもしれない。毎年冬になると必ず喉の風邪に悩まされていたが、この2年半はそういった風邪や喉の不調もなく、むしろ以前より健康的な日々だった。久々の発熱、しかもコロナ。話には聞いていたがコロナは確かにきつかった。

 

最初の数日間ずっと熱が下がらず、ピークは39.7度くらい。カロナールを飲むと38度くらいまでには下がったが、頭痛はおさまらずに続いていた。トイレに行くのもやっとで、ずっと寝たきりだった。4日目くらいから熱は徐々に下がっていったが、頭痛は治らずにずっと続いていた。あと、腕と脚に蕁麻疹(じんましん)が出始めた。痒みは無かった。

 

熱が下がり始めると食欲は戻ったが、腸の調子が最悪で、さらに味覚がおかしくなっていた。味覚が無くなる話は聞いていたが、僕の場合は逆で、むしろ味が強く感じるようになっていた。塩分のあるものはすべてしょっぱ過ぎてとにかく不味い。食欲はあるのに食事が摂れなかった。甘い食べ物はさらに甘く感じるので、サクレを食べてみたらいつも以上に甘くて、これは逆に美味しかった。パンケーキも美味しかったと記憶している。

 

4日目〜7日目の頃は食べられるものを毎日探していた。7日目〜10日目にかけて味覚は徐々に戻ったが、腸の不調と頭痛は変わらず続いていた。発症してから半月経った今、味覚はほぼ通常に戻ったが、痰と夜の頭痛はまだ続いているので、痛みが辛い日には頭痛薬を飲んでいる。

 

コロナ復帰後、最初の仕事が七尾旅人@FUJI ROCKのサポートだった。リハーサル最終日に参加できずに迷惑をかけてしまったが、本番はなんとかいつも通りの集中力で演奏することができてホッとした。旅人さんの表現者としての凄みをステージ上で肌で感じ、ステージ裏では久々にたくさんのミュージシャンに会えて、エネルギーをもらった。やっぱり人に会うと創作意欲が湧く。コロナで制作がストップしてしまっていたので、感染対策をしっかりしながら今月からまた頑張ろう。

 

 

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執筆者プロフィール

Kan Sano
石川県金沢市生まれ。キーボーディスト/トラックメイカー/プロデューサー 。バークリー音楽大学ピアノ専攻ジャズ作曲科卒業。FUJI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVAL、ジャイルス・ピーターソン主催 World Wide Festival(フランス)など世界中の大型フェスに出演。 2019年アルバム『Ghost Notes』をリリース。テレビ朝日「関ジャム 完全燃SHOW」への出演でも注目を集めている。

HP:Kan Sano公式
インスタグラム:@k.an.s.an.o
ツイッター:@kansano
フェイスブック:@kansanomusic

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