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Kan Sanoの音楽的ライフ【観ずる日々】第55回:花粉症にもほどがある!

金沢市出身のキーボーディスト/プロデューサー・Kan Sanoが綴るエッセイ。新世代のトラックメーカーとして支持されるアーティストの音楽的ライフを覗いてみよう!

 

花粉が辛い。今年は昨年よりも楽だなと思っていたが、そんなことはなかった。ここ数日かなり酷い。

 

僕の花粉症は毎年1月末から5月、6月まで続くが、ピークは3月だ。鼻水が止まらず目はショボショボになり、顔全体が炎症を起こし、熱くなり、ぼーっとしている。がっつり鼻声になるので歌うことはかなり困難になる。

 

1月から薬を飲み始めそれなりに効いていても、3月のピーク時だけはどうにもならない。とにかく外出せずに家で過ごすのが一番良い。外で風に当たると一気に症状が悪化する。一度炎症が酷くなると、戻るのに数日かかる。偶然にも、幸いにも、ここ数年は3月にライブをやっていないので、なんとか最悪の事態は免れている。そう言えば「Ghost Notes」はがっつり春頃に制作していたから、鼻声でボーカルのレコーディングが上手く進まず、何度も録り直したことを今思い出した。

 

先月から急に忙しくなってきた。今月から再開するバンドセットのライブに向けて準備をしつつ、レコーディングやその他の仕事も進めていて、一昨年の仕事のペースに徐々に戻りつつある。先日新しいバンドメンバーと初めてのリハーサルをした。バンドで音を出すのは一年半ぶり。どの曲もアレンジを見直し、練り直し、使う機材やシステムも変えたので準備が大変なのだけど、バンドって本当に楽しい。素晴らしいメンバーが集まってくれたことに感謝。

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