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服の整理で毎日がラクに!快適クローゼット整理収納法|カネノミホの散らかった部屋でよむコラム #39

掃除はめんどくさい!家事もズボラな元片付け苦手人間という整理収納アドバイザーのカネノミホが、毎日をラクに過ごす片付けのヒントを教えます。

 

今年も来ました!衣替えの季節…。

山のような洋服達を前に「どこから手をつければ…」と気が重くなる方、多いのではないでしょうか?

 

実は、服の整理・収納は単なる家事ではなく「毎日をラクに、快適な暮らしを実現」するための大切な一歩。というわけで今回は、服の整理のヒントをまとめてみました。

実際に着ている服の割合はどれくらい?

毎日、いろんな家庭にお伺いしますが、クローゼットの中で実際に着ている服の割合は、多い方でも5〜7割、少ない方だと1〜2割。一般的には平均3割前後と言われています。つまり7割近くは「眠ったままの服」。その7割の服のせいで、「着たい服が見つけられない」「欲しい服が取り出せない」なんてもったいないですよね。

 

クローゼットは、服の倉庫ではなく、「今着る服」「これからも着たい服」をしまう場所。

あなたに合った快適クローゼットを作るためのポイントをいくつかご提案します。

① 服の持ち方・着方

どんな風に服を選ぶかで、あなたにとっての適正量がわかります。

 

こだわり派:ブランドやお気に入りに囲まれたい
ズボラ派:とにかく少なくシンプル、管理も簡単にしたい
仕事服重視派:スーツや制服、作業服など仕事服中心
バランス派:私服も仕事服もどちらも程よく

 

大事なのは「自分がどのタイプか」を知ること。タイプがわかれば、自分に合った整理収納法を選びやすく、続けやすくなります。

② 動線の最短距離

毎日の家事で意外と時間を取られるのが、洗濯〜干す〜取り込む〜しまうの流れ。おすすめは「動線を最短にすること」。

 

✔︎ 洗濯物を干す場所の近くで畳む
✔︎ 掛ける収納なら、干したハンガーのままクローゼットへ
✔︎ クローゼットはよく着るものを手前、中段に集める
✔︎ 下着は着替える場所の近くにしまう
✔︎ タオルは使う場所にまとめる

 

たったこれだけでも「探す」「戻す」の手間が激減します。

③ 服の定位置

片付け下手な人の多くは、服に定位置がないことが原因。引き出しや棚のどこに戻すかが決まっていれば、しまいやすくなります。

 

コツは、家族の誰でも「ここ!」と一目でわかる仕組みをつくること。掛ける収納なら持ってる服は一目瞭然。引き出しや棚を使うならラベルを貼るのも効果的です。

 

④ 手放す基準

「最後に着たのはいつ?」を基準に…

 

✔︎ 1年以上着ていない
✔︎ サイズが合わない
✔︎ 着心地が悪い
✔︎ シミや毛玉、ボタン取れなど手入れが必要
✔︎ 今の自分に合っていない

 

これらに当てはまる服は「ありがとう」と言って手放すタイミング。迷うものは、ぜひ一度、鏡の前で着てみましょう!

 

「1年以上」で手放すのが難しいければ、「2年」でも「3シーズン」でもOKです。大切なのは、手放す基準を決めること。残すのは「お気に入り」や「今の自分に合う服」です。

⑤ 買い物で失敗しないルール

服を減らしても、買いすぎてしまってはまた同じこと。おすすめは「自分ルール」をつくること。SNSや本に惑わされず、無理をせずに続けられる「自分ルール」を持つことが大切です。例えば…

 

✔︎ 白シャツは3枚まで
✔︎ 同じものは2着まで
✔︎ 1枚買ったら1枚手放す
✔︎ 似合わない色で冒険しない
✔︎ 減らしてから、買い物に行く

 

ルールを持つことで迷いが減り、無駄な買い物も防げます。服の整理は「めんどうな片付け」ではなく、自分の毎日をラクにする“投資”と考えてみるのはいかがでしょうか。お金だけでなく、時間のムダも削減できます。

 

・着たい服がすぐ見つかる
・洗濯や収納がスムーズになる
・クローゼットを開けたときに気分が上がる

 

そんな暮らしの実現はあなた次第。衣替えのこの時期こそ、「お気に入りだけが並ぶクローゼット」を目指してみませんか?

 

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