体ポカポカ!つるんと美味しい『居酒屋 わたる』の坦々餃子鍋に舌鼓
肌寒い季節になると、急に恋しくなってくるのが鍋料理。みんなでわいわい鍋を囲む時間も楽しいもの。
県内で鍋と聞いて、一番に思い浮かぶのは海鮮鍋にとり野菜。
王道も美味しいけれど、たまには気分を変えて変わり種を口にしたい日もあるということで、片町の片隅にある大人の隠れ家『居酒屋 わたる』におじゃました。
竪町ストリートから一本路地裏へ。穴場スポット大工町界隈をいく。
『居酒屋 わたる』は昨年12月にオープンした新店。
旬の魚と野菜をメインに、シェフがひと手間加えた和洋折衷料理が楽しめる。
築50年の建物を改装。一階の壁には、クリエイティブ集団「PROPO(プロポ)」によって描かれた鳥獣戯画が存在感を放っていた。
その日の仕入れ内容によってメニューが変わるというので、まずは「本日のおすすめメニュー」を楽しんだあとで、鍋で〆る『居酒屋 わたる』流といこう。
毎日店主が手書きしているメニューは要チェック。
この日のおすすめには、がんどぶりやガスエビなど食通好みの活きの良い鮮魚があがった。
日本酒、北陸の地酒の品揃えも豊富で「のぐち」「宗玄」「加賀鳶」「常きげん」など酒蔵の銘酒が料理を盛り立てる。
個性豊かな日本酒瓶がずらりと並ぶ店内。
今回の主役は、この店特製の坦々餃子鍋。
自家製坦々スープの隠し味に、京都出身のシェフが白味噌を加えて、マイルドに仕上げた〆にぴったりのひと品。
辛すぎないので、ごまの風味と野菜の甘みがしっかりと感じられる。
具材は、餃子、ニラ、ネギ、豆腐、唐辛子が定番。きくらげのほか、白菜、豆苗などの野菜は、季節や仕入れによって内容が変化。
温まった状態で提供してくれるため、席での調理は不要。
つるんと舌触りの良い餃子に、コリコリとしたきくらげと具材の食感が楽しめる。
坦々餃子鍋は1人前で1,280円。2人前からオーダー可能。辛めが好みという方は、スタッフにオーダーすると辛さがマシマシに。
アツアツ餃子をハフハフしながらいただく。
体もポカポカと温まったところで、鍋の〆にはこちらのちゃんぽんめんを投入。
〆の麺は追加オーダー。ひと玉380円。
鍋には、野菜の甘みと餃子から崩れた鶏のミンチ肉とが混ざり合い、旨味たっぷりの坦々麺スープができあがっているので、〆まで美味しくいただける。
また、平日毎日お得になるこんなサービスを発見。
月曜日は、エビスビールが30%オフ!
火曜日は、ハイボールが30%オフ!
水曜日は、一品料理が全品10%オフ!
木曜日は、レモンサワーが30%オフ!
金曜日は、揚げ物全品が10%オフ!
あなたは何曜日派?
この日は月曜日ということで、ビール党はありがたくエビスビールをジョッキ406円でいただいた。
お得に飲めて、〆まできっちり楽しめる『居酒屋 わたる』。
夜3時まで営業しているのでこれからの忘新年会に、2次会、3次会使いにも活躍しそう。
居酒屋 わたる
石川県金沢市大工町44
TEL/076-209-6337
営業時間/18:00〜翌3:00(L.O. 翌2:30)
定休日/不定休
席数/カウンター12席、テーブル4席、座敷16席 ※全席喫煙可
駐車場/近隣にコインパーキングあり
※この情報は取材時のものです。
(取材・文/森内幸子、撮影/林 賢一郎)