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皮も身も美味しい『梅梅』の北京ダック

中国人が骨付き肉が大好き。それは中国ではマクドナルドよりケンタッキーの店舗数が多いことからも明らかで、スーパーに行くと鶏肉や豚肉などが骨付きのまま売られている。そして、中華料理におけるキングオブ骨付き肉といえば北京ダックで異論はないだろう。

 

金沢尾張町にある『梅梅 金沢』

金沢で5本の指に入る中華料理の人気店

近江町と橋場町をつなぐ百万石通り沿いに、石川県では珍しい釜焼きの北京ダックを提供する中華料理店がある。2017年にオープンして以来、圧倒的な存在感で金沢のグルメニスタを魅了してきた『梅梅 金沢』。明治期に建てられた町家を改装した店構えは料亭さながら。梅の文字がひときわ目を引く大のれんをくぐると、まるで香港映画のワンシーンのような幻想的な雰囲気が目の前に広がる。

 

金沢の町家らしい奥長の造り。

 

日本では珍しい自家製の石窯「明暗爐」

石釜で焼くから身までふっくら。

高級中華の代表的な肉料理といえば、アヒルを丸ごと焼き上げる北京ダック。こんがりと飴色に焼きあがったパリパリの皮を削いで、刻んだネギや甜麺醤(テンメンジャン)と、小麦粉を焼いた薄餅(バオピン)に包んで食べるのが一般的。ところが『梅梅 金沢』の北京ダックは、皮だけでなく身までも旨いと評判なのだ。

 

北京ダック1羽7,800円(税抜)

 

その秘密は、明暗爐(メイアンルー)と呼ばれる扉のない自家製の石釜でじっくりと焼き上げる工程にある。強い火力で皮はパリッと、蒸し焼きで身はふっくら。薪にはリンゴなどの果実の木を使用し、肉全体にも芳醇な香りがまとわり付いている。

 

丁寧に下処理したアヒルを丸ごと釜の中へ。

 

本場北京では肉厚にカットするのがスタンダード。これがまた絶品で、その美味しさゆえにリピーターが続出し、今ではお客さんの8割が注文するというのも納得がいく。肉質が柔らかく、脂の旨味が堪能できるアヒルの肉は、日本人にとっても親しみやすさを感じるだろう。甜麺醤は日本人の味覚に合わせて甘めにアレンジされている。ちなみに北京ダックはランチなら1/4羽から注文可(2,500円)。ディナーを中心に北京ダックが付いたコースも充実している。いずれも要予約。

 

経験を積んだ料理人が一枚ずつ削ぎ落とす。

 

そのほかにも中国の点心師が皮から手作りする小籠包や北陸の豊かな食材を活かした料理が目白押し。肉だけでなく野菜もという人には、加賀野菜をふんだんに使った中国の家庭料理「家常菜」もおすすめしたい。

 

豚肉焼き小籠包4個580円(税抜)

 

これからの季節は成人式や合格祝いなどハレの出来事が目白押し。もし、身の回りにもてなしたい人がいたら、ぜひ北京ダックも選択肢に入れてみてください。

 

 

梅梅 金沢
メイメイ カナザワテン
石川県金沢市尾張町1-9-16
TEL.076-204-6032
営業時間/11:30~14:30(L.O.14:00)、17:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日/火曜日
席数/テーブル88席
駐車場/近隣にコインパーキングあり
※こちらの情報は取材時のものです。

 

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