オンライン近況報告会「最近どうけ?」クリエイター編
それぞれの業界で、アフターコロナ時代について頭を悩ませ、知恵を絞っている今日この頃。いろんな業界の実情が知りたいので、コロナ禍中の過ごし方やこれからの対策を、各業種の方々にインタビュー。お互いの現状をシェアして、今後の苦しい現状をみんなで乗り越えよう!
今回は『クリエイター』編です。
多くの取材や撮影が軒並み中止になり、大きな影響を受けた二人のフォトグラファーにお話を伺ってみました。
おーい、クリエイターのおふたり、最近どうけー?
フォトグラファー 原 一史さん[石川県・金沢市]
石川県金沢市東山2-1-13
TEL.090-1394-3313(原)
TEL.090-1635-6118(迎)
HP:https://www.be-kanazawa.com
SNS:https://www.instagram.com/be_kanazawa/?hl=ja(Instagram)
■原さんのスタジオ『be金沢』について教えてください
原さん:築100年の町家を改修したギャラリー&レンタルスペースです。各種撮影や写真関連のワークショップ、プリントサービス、写真展開催のサポートなどを行なっています。建物の2階は〈神宮ピアノ教室〉さんが入っていて、クラシックのコンサートも行なっています。
■コロナ禍どうだった?
原さん:店の立地が東山なので、観光客で賑わう茶屋街を横目に、いつ緊急事態宣言が発動されるのか?そればかりが頭の中をグルグルと…。視界が狭くなっていくのを感じました。私は若い世代の方のイベント、学校行事を撮影する事が多かったのでコロナ禍で次々と中止になり、まさに青春の1ページが少しずつ削られていく気持ちはどんなものだろうか?何か代替案はないものか?と考えていました。
■個人的にはどんなすごし方してた?
原さん:家の周りに花や野菜を植えまくりでしたね。生育には植物同士の相性や、そもそもの土壌の肥沃さ、土地の大きさなどが重要なんだと分かりました。足りない要素を補う工夫を考える勉強になりました。商売も一緒なのかな?
■これから予定していることは?
原さん:コロナ禍で写真を撮ってない方向けの撮影ツアーを企画しています。ネット配信やリモートワークされる方向けの撮影サービスと、その環境を整えるための什器などの製作を始めます。
■読者にひとことコメントを!
原さん:新しい生活様式への移行を叫ばれている中、皆が手探りでそれでも確実に前に進んでいると思います。頑張りましょう!何かお手伝い出来る事があればと常々思っています。お気軽にお問い合わせ下さい!
以上、原 一史さんでした!
お次は!
フォトグラファー 鶴見 絵里沙さん[石川県・金沢市]
HP:https://lifeis-wonder.com
SNS:@kanazawalife_is_wonder (Instagram)
答えてくれたのは…
鶴見絵里沙さん
フォトグラファー、Life is wonder 代表。趣味で撮っていた写真を仕事にしたいと、未経験ながらフリーランスへ。出張撮影から始め、昨年にはスタジオをオープン。企業からご家族の記念写真まで幅広く行う。
■活動内容を教えてください!
鶴見さん:女性ならではの気遣いや空気感を大事にして撮影をしています。特にお外で撮る家族写真は、小さなお子さんでも自然な笑顔が撮れると好評です!
■コロナ禍どうだった?
鶴見さん:やっぱり撮影の延期が多かったですね。春はロケーション撮影に最適なシーズンで、特に今年は晴れの日が多かったのでちょっと悔しかったです(笑)今は少しずつ戻ってきているので、また撮影できることが楽しみです!
■個人的にはどんなすごし方してた?
鶴見さん:空き時間をなにか人の役に立つことに使いたいと思い、テイクアウト商品の無料撮影サービスを行いました。困っている飲食店さんがとても多くて「本当に助かりました」と言ってもらえて、思い切ってやってみて良かったなと思います!あと、この機会に初めてオンライン飲み会をしたんですが、思いのほか楽しくて自粛期間中とても救われました(笑)
■これから予定していることは?
鶴見さん:しばらくはお外でのロケーション撮影をメインにやっていこうと思います。もっともっとお客さんに喜んでもらえるように、いろんな撮影にチャレンジして表現の幅を広げていきたいです。
■読者にひとことコメントを!
鶴見さん:写真が必要な際はぜひお気軽にご相談ください!おしゃべりも大好きなのでお付き合いいただければ嬉しいです^_^
以上『studio & location / Life is wonder』の鶴見さんでした!
おふたり、ご協力ありがとうございます!!!!次回の報告会もお楽しみに!
答えてくれたのは…
原 一史さん
フォトグラファー、Solas代表。金沢町家アートスペース『be金沢』副館長。金属加工アートを記録するためにカメラを始めるも、いつしか写真での表現に傾倒するようになる。表現者の集う場所を作りたいという思いから『be金沢』に参加。