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効率UPする引っ越しの心得|カネノミホの散らかった部屋でよむコラム #21

掃除はめんどくさい!家事もズボラな元片付け苦手人間という整理収納アドバイザーのカネノミホが、毎日をラクに過ごす片付けのヒントを教えます。

 

幼い頃は父が転勤族で、京都市内や舞鶴、北海道の札幌や旭川に、また10代後半からはアメリカやスペインに住んでいたカネノミホです。

 

みなさん引っ越しは得意ですか?今回のテーマは、引っ越し下手に捧げる引っ越し術。「引っ越して1年以上経つのに、まだ段ボールが片付かない」との声が意外と多いので、新生活を迎えるこのタイミングでコラムにしてみました。高齢者や子どもと一緒ならなおさら大変ですよね。

 

さて、効率がよい引っ越しを目指すなら

 

✓ 種類(品目)で荷造りしない

 

のが鉄則。私が引っ越しサポートで作業に入るおうちの多くは、単身でもご家族がいても、引っ越し初日にほとんどの段ボールがなくなります。荷造りの仕方次第で、段ボール地獄から早く開放され、その晩から新居の寝室の布団で眠ることも。さらに翌朝からキッチンを使って温かな朝食を食べ、洗面所で探しものもせず気持ちよい新生活がスタート。さっそくお友達だってお招きできますよ!

 

荷造りのコツは「場所別に、かつ使用頻度で箱に詰める」

 

使用頻度とは

✓ よく使う
✓ たまに使う
✓ ストック(予備)
✓ いつか使う ←引っ越しを期に見直せたらベスト

 

で、箱を分けること。箱にも「よく使う」や「すぐ使う」など頻度を明記しましょう。

 

荷解きのコツは「部屋ごとではなく使用頻度の高い箱から開ける」

 

キッチン系、日用品:生活雑貨はすぐ使うものが入っている箱から開け、定位置を決定

洋服、靴:新居の収納量を確認して、必要な数に厳選しながら収納

寝具など:引っ越し当日はベットの配置を決め、とりあえず使う寝具を出して寝られれば十分。季節外の布団はクローゼットや押入れの枕棚(天袋)や下段に収納場所を確保

浴室、洗面系:パジャマ、タオル、洗面用品など毎日使うものを、それぞれが使いやすい位置に収納。置きがちな大量の化粧品は、お化粧をする場所の近くがベストポジション

リビング系:まず、家族がくつろぐための場所であることを家族で再確認しましょう!そのために必要な家具(ソファやテーブル)や家電(TV)の配置を決定。よくいる場所から1番近い収納に、週に1度以上使うものだけを収納(どうせ、すぐ増えるでしょ…笑)

子供服、おもちゃ:子ども部屋でまだ寝たり着替えない年齢なら、生活の拠点となる部屋(リビングが多い)に、3〜4日分の必要な服とおもちゃをそれぞれ量を決めて仮置きしょう。

 

引っ越して1週間くらいで、収納場所がそのままでOKかダメか分かるはず。迷う時はぜひ家族に相談しながら、モノの定位置と収納方法を決めましょう。最初の1週間は生活に慣れることが最優先。生活しながら1ヶ月くらいかけて収納場所を固定していくくらいの気持ちで◎。ただ、段ボールの山はストレスの素。放っておくと害虫も…。いかに早く減らすかがカギです☆中身が少ない段ボールが増えてきたら、使用頻度の低いモノを種類か収納場所でまとめて箱の数を減らすとスッキリ!しばらく続く引っ越し作業を精神的ラクにしてくれます。

 

最後にこれだけは覚えておいて!新居の主役はモノじゃなくて、あなた(人間)です。自分が心地よく、帰りたくなる家はモノが山積みの空間ではないはず。自分の気持ちをアップさせてくれるものを厳選して、新生活楽しんでくださいね♪

 

 

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