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夏がもっと快適になる!すっきり収納のコツ|カネノミホの散らかった部屋でよむコラム #23

掃除はめんどくさい!家事もズボラな元片付け苦手人間という整理収納アドバイザーのカネノミホが、毎日をラクに過ごす片付けのヒントを教えます。

 

こんにちは。蚊のいない梅雨入り前のこの季節が大好きな整理収納アドバイザーのカネノミホです。

 

私がサポートする片付けが苦手なおうちには、ホコリや湿気も溜まっているケースが多く、最近ではハウスダストアレルギーの方も増えてます。これからの暑い夏、おうちの中を風通し良くして、無理しない湿気対策で乗り切っちゃいましょう!

一体どこから片付けたらいいの?

実はこの時期は、衣替えはもちろん日用雑貨などを出し入れする機会が増えるので、「使う」か「使わない」を見直しする絶好のチャンス!家の中の防湿剤もチェックして、いや〜なカビを見つけない1年にしたいですよね。

 

クローゼット

秋冬服
衣替えをする方もしない方も、この秋冬で一度も手を通さなかったものは「また着たいか」を基準に選別してみましょう。着たいものだけを収納して残りはリサイクル。迷った場合は一度着てみることをおすすめします。

 

春夏服
「着たい服」かどうか自問自答しましょう。「着れる服」と「着たい服」は違います。収納するのは着たい服のみにして、服が足りないなら着ないと決めた服を手放し、代わりに好きな服を1〜2枚購入する方がテンションの上がるクローゼットになります。

 

ハンガーポール(ラック)には、ぎゅうぎゅうにならない程度(8〜9割)で服をかけることを目標に。風通しもよく、洋服も長持ちします。また、畳む服も掛ける服も、防虫剤が古くなっていたら入れ替えましょう。虫は下→上、防虫剤の効果は上→下へいくので、上に置けば大丈夫です。

 

キッチン

湿度も気温も上がるこれからの季節は、食中毒にも気をつけたいところ。最も菌が活発的に活動(爆発的に増加)するのが30〜40℃と言われています。

 

食品
湿気が多い場所やシンク下での保管を避け、開封済みのものは早めに使い切りましょう。〇〇のタレなどの調味料、ホットケーキミックスやから揚げ粉などの粉物(小麦粉を除く)は、賞味期限に関わらず開封後は冷蔵保存です。また、沸かした麦茶や調理済の料理も粗熱が取れたらすぐ冷蔵庫へ。野菜室でも入れないよりはマシです。

 

冷蔵庫
そのためには冷蔵庫の整理も大事。食べたくないもの、ムダなものを減らし、収納量を減らすことで電気代も節約できます。冷蔵庫が空いてきたならぜひ、冷蔵庫内の掃除、特にゴムパッキン周りと中をキレイにするのがオススメです。扉がピッタリと閉まり、冷気漏れを防ぎます。

 

掃除用品
シンク下に収納されることが多い掃除ブラシや布巾などの掃除用品は、使った後に完全に乾かしてから戻しましょう。匂いや汚れが取れないものは処分し、新しいものを。捨てるのが苦手なおうちなら、使っていないタオルやボロ切れがきっと山のようにあるはず。雑巾としてどんどん使いましょう。

 

スポンジ
食器用スポンジは常にジメジメな状態。大きいと水筒や食器の隅が洗いにくく乾きにくいので、私は半分の大きさに切って使っています。そうすると洗剤の減りも抑えられ、小まめに交換してもコスパ良し。除菌もできる食器洗い洗剤で、最後に洗ってすすぐ。そしてナント!スポンジは水気を絞ってレンチン♪すれば殺菌もできます。ハーフサイズなら40秒、通常サイズなら1分加熱し、放置。機種やスポンジの種類によりますが、加熱後は熱くなるのですぐ取り出さないで!しばらくしたら、取り出し乾燥させます。レンジ内も程よく湿気があるはずなので、ボロ切れなどで拭き掃除もついでにできます。

 

水筒
本体の内側とゴムパッキンが危険ゾーン。スプレー式の洗剤や水筒専用洗剤もありますが、清潔なスポンジに普段の食器用洗剤でも大丈夫。間口が広いものが洗いやすく、私みたいなズボラさんには洗うハードルが下がります。心配な方は分解して、漬け置き洗浄する方法もあります。ただし、注意するのは完全に乾燥させること!水分が少しでも残っている場合は、蓋を閉めず乾いてから蓋をしましょう。メーカーによっては食洗機対応のものもあるので、コスパ重視かタイパ重視かで検討する方法もありますよ♪

 

 

下駄箱

おうちの中でも湿気が溜まりやすい場所。一度すべての戸を開けっ放しにして、空気の入れ替えと靴のチェックをしてみましょう。ときにはあまり履かない靴にカビが生えていることも…。湿気が溜まりやすい下駄箱には、防湿脱臭剤を置くのが良いです。小瓶に重曹を入れる、または100均の珪藻土グッズや防湿グッズも手軽です。履いた靴はすぐ下駄箱に入れず、脱いで2、3時間してから下駄箱に入れる習慣に。

 

寝具、カーテン、クッション
天気の良い日に丸洗い、または天日干しを。最近はベッド派の人も多いですが、敷きっぱなしで空気の入れ替えや布団の乾燥などをしないと、寝具の下はカビとダニの温床になります。カビや害虫の餌になるホコリだらけなおうちも多いので、合わせて掃除もできると安心して眠れるはずですよ!

 

アウトドア用品
この1年使わなかったものをチェック! 今後も使わなそうなら…

 

✔︎ おうちの中で普段遣い
✔︎ リサイクル
✔︎ 処分
✔︎ 防災グッズに転用

 

こちらの方法で転用してみてはいかがでしょうか。秋の防災の日にさきがけて、ご自宅の防災用品、特に食料もチェックしておくと安心です。かといって捨てられない、面倒くさいという理由で何でも防災用にするのはダメですよ!

 

【季節モノ】
頻度の低いものは見直し、使うものはキレイにしてから収納するようにしましょう。外で使うものは外部収納もしくは玄関収納、または近くの収納を定位置に。キッチン用品も場所を決めて「ここに収まるだけ」と量を制限して取っておくとよいですね。

 


✔︎ プール、海水浴、水遊びグッズ
✔︎ 流しそうめん、かき氷機

 


✔︎ スキーウェア、防寒グッズ
✔︎ 雪用スコップや車の雪よけ
✔︎ 鍋類(チーズフォンデュや土鍋)

 

【家電】
扇風機や暖房器具は、仕舞う前、使う前にホコリや汚れをチェック。雑巾や不要な靴下を手にはめて掃除をすると隅々まできれいになります。終わったら汚れた面を内側にしてポイ!除湿機、加湿器はカビが生えやすいので、私みたいなズボラな人は少し高くても手入れがラクなものを選ぶのがベスト。掃除が面倒で…と家にあるだけなのはもったいないです。最後はエアコンクリーニング。フィルター掃除は面倒ですよね?でも家族の健康には代えられません!YouTubeなどに掃除法も上がっていますが、ご自身で難しいものは業者さんに任せるのがオススメです。

 

家族で分担して、または業者さんにお任せして「やらなきゃ…」から開放されて、気持ちもおうちもスッキリする夏を過ごしましょう!

 

 

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