【イベント】北陸工芸をめぐる祭典「GO FOR KOGEI」が2021年9月スタート!
サムネイル画像:神代良明 展示風景「火と大地と僕たちと。神代良明|角居康宏」(2019) 瀬戸市新世紀工芸館
期間:2021年9月10日(金)〜10月24日(日)
時間:展覧会場によって異なる
会場:那谷寺、勝興寺、大瀧神社・岡太神社
日本の工芸の魅力を発信する北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI」が、9月10日(金)からスタート。「工芸の時代、新しい日常」をテーマに掲げ、“現代アート化する工芸”と“デザイン化する工芸”を富山、石川、福井の北陸三県を舞台に2つの特別展で展開。北陸工芸産地をリアルとオンラインで巡るプログラムが体験できる1ヶ月間。
特別展Ⅰ 工芸的な美しさの行方
「工芸の時代、新しい日常」を全体テーマにした特別展Iは、工芸を中心とした今日的なアートをサイトスペシフィックなアートとして紹介する「工芸的美しさの行方 工芸、現代アート、アール・ブリュット」。那谷寺、勝興寺、大瀧神社・岡太神社、北陸3県の寺社にて開催。
■那谷寺の内容
紅葉の名所としても有名な石川県小松市の仏教寺院『那谷寺』では、特別拝観エリアに位置する「書院」のなかと、庭園に位置する茶室「如是庵」の中において展示が行われる。
沖潤子《月と蛹 03》(2017)
神代良明 展示風景「火と大地と僕たちと。神代良明|角居康宏」(2019) 瀬戸市新世紀工芸館
佐々木類 展示風景「Nyctophilia -Light in the Absence of it」(2019)エベルトフトガラス美術館(デンマーク)
澤田真一《無題》 陶
田中信行《Inner side – Outer side》2005 展示風景「サイレント・エコー コレクション展 I」(2011) 金沢21世紀美術館
特別展II 工芸×Design 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿」
各界で活躍する13名のディレクターと、地域の伝統工芸を担う職⼈や個性的な工芸作家、生産者がチームを結成し、「こんなものがあったらいいな」と思う⽣活道具を提案。デザイン的思考と工芸素材・技 術、美意識が交わる先に見えるものとは。
有限会社シマタニ昇龍工房の鏧子
■プロジェクト一覧
「鏧子の音色」稲葉俊郎(医師)×有限会社シマタニ昇龍工房(鏧子)
「灯を持ち運ぶ箱」鬼木孝一郎(建築家)×竹俣勇壱(彫金師)
「ストリートスタイルと漆」シトウレイ(ストリートスタイルフォトグラファー)×高橋悠眞(漆作家)
「印判手再考」secca(クリエイティブコレクティブ)×山近スクリーン(陶磁器用スクリーン印刷)
「使いやすく美しいすき焼き鍋」中田英寿(Japan Craft Sake Company代表)×坂井直樹(金工作家)
「陶磁置物の定番『獅子』をアップデート」中村弘峰(人形師)×木田製陶(九谷焼窯元)
「花坂陶石の器」原研哉(デザイナー)×谷口製土所(陶磁用粘土製造)
「ヨーロッパの日常の器」ブライアン・ケネディ(キュレーター)×中田雅巳(陶芸家)
「和紙の新しい壁紙」細尾真孝(細尾代表 西陣織)×滝製紙所(越前和紙)
「欠片が濾過する光の境界」皆川明(ファッションデザイナー mina perhonen)×ピーター・アイビー(ガラス作家)
「紙服」森岡督行(森岡書店 店主)×長田製紙所(越前和紙)
「あつまると楽しい器」(森義隆(映画監督)×富山ガラス工房
「組紐ギターストラップ」箭内道彦(クリエイティブディレクター)×東節子(組紐作家)
北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」
会期 | 2021年9月10日(金)〜10月24日(日) |
会場 | 【特別展Ⅰ】
勝興寺(富山県高岡市伏木古国府17番1号) 那谷寺(石川県小松市那谷町ユ122) 大瀧神社・岡太神社(福井県越前市大滝町13-1) 【特別展Ⅱ】 sklo(石川県金沢市香林坊2丁目12-38) Noetica(石川県金沢市下本多町6番丁40-1 2階) |
時間 | 【特別展Ⅰ】9:00〜16:00(那谷寺は9:15〜)
【特別展Ⅱ】11:00〜19:00 |
休場 | 【特別展Ⅰ】なし
【特別展Ⅱ】火曜日 |
入場料 | 共通パスポート 前売り2,500円/当日3,000円 【特別展Ⅰ】勝興寺1,200円、那谷寺800円、大瀧神社・岡太神社500円【特別展Ⅱ】sklo +Noetica1,000円 |