駅前ランチの穴場。自家製寿司とうどんがお得すぎる金沢の大衆食堂
駅前に店を構えておよそ100年という歴史を持つ『鮨と麺 金沢うまい門』。平日は、駅周辺で働くサラリーマンや汽車を待つ旅行客で賑わうお店です
週末となると、金沢駅周辺のお昼どきはどこも混雑。
東口の地下に直結している「ポルテ金沢」は喧騒と離れた落ち着きが漂う穴場のスポットです。
地下一階の飲食フロアに、自家製の寿司とうどん・蕎麦をリーズナブルに、千円以下で味わえる大衆食堂があります。
駅前に店を構えておよそ100年という歴史を持つ『鮨と麺 金沢うまい門』。平日は、駅周辺で働くサラリーマンや汽車を待つ旅行客で賑わうお店です。
メニューは麺の単品からオムライス、にぎり寿司に定食、御前とかなり幅広いラインアップ。
入口のショーケース。メニューサンプルがびっしり並ぶ。
自慢の自家製麺と寿司とが一度に味わえる海鮮セットは、地元客、旅行客問わず人気で、種類も豊富。
なかでも人気なのが「バッテラセット」。近江町市場で仕入れたサバを箱寿司にした自家製のバッテラが麺との相性抜群です。
バッテラセット860円。麺はうどん・そばからお好みをチョイス。
金沢特有のちょっと甘めの出汁とほど良く脂ののったバッテラは相性が良く、ボリュームも満点。確かな味とお得な価格でコスパは最強。
肉厚な身の締まったサバ。昆布の旨みと酢めしのほどよい酸味がマッチする。
うどんは2種類の国内粉をブレンドした平麺。タピオカでんぷんを加えることで、もっちりとした食感に仕上げています。鰹と昆布のW出汁でいただきます。
器に目を移すと、湯のみや徳利にさりげなく九谷焼が使われている。古いものから新しいものまで様々な年代のものが集まり、目を楽しませてくれる。
2017年にはRinto向かいに姉妹店『うまい門金沢百番街店』をオープン。
4代目の店主が中心となって切り盛りしていて、こちらの店でもバッテラセットは健在。より駅に近い場所で楽しめるようになりました。
若い人も入りやすいよう店づくりをしている姉妹店。日替定食が680円とリーズナブル。
駅チカでお得なセットが味わえる2店。
知っておくと、もうランチで迷わなくて済みそうですね。
鮨と麺 金沢うまい門
スシトメン カナザワウマイモン
石川県金沢市本町2-15-1 ポルテ金沢B1F
TEL. 076-231-2417
営業時間/11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00〜21:00
定休日/無休(ポルテ金沢に順ずる)
席数/テーブル64席 ※11:00〜13:00は禁煙〜15:00は分煙
駐車場/日航ホテルの有料共通駐車場あり
※この情報は取材時のものです。
(取材・文/森内幸子、撮影/林 賢一郎)