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【あの人の溺愛店】もはやパワスポ!力がみなぎる金箔海鮮丼。

ふとしたときに食べたくなる、あの料理。
いるだけで幸せな気持ちになる、この空間。
会いにきて良かったと思わせる、店主の笑顔。

 

お気に入りのレストランで過ごす時間は、いつだって私たちの人生を豊かにしてくれる…。

 

そんなとっておきのお店を、お招きしたゲストが紹介するシリーズ企画〈あの人たちの溺愛店〉

 

今回は、パーソナルトレーニングジム「BOSS STUDIO」のオーナー・浅尾仁さんに、愛するお店への熱い想いを語ってもらいました。

 

 

石川と東京に11店舗を展開中のパーソナルトレーニングジム「BOSS STUDIO」を経営し、自身は筋力トレーニングのシステム開発やトレーナーの育成を行なっている浅尾さん。「ボディメイクには質の良い食事が欠かせない」と本人も語るように食へのこだわりは強く、美味しくて身体に良いものを提供するお店を探し続けているそうです。

 

浅尾仁さんの活動内容はこちら

 

魚の仕入れに定評あり!

そんな浅尾さんが溺愛するお店が、近江町市場のちょっとはずれにある『一番星』。元トラック運転手の店主・森本晃彦さんが営む、海鮮丼専門店です。

 

近江町市場十間町口の近く。界隈の海鮮丼屋の大半が夕方に店を閉める中、21時まで営業している。

 

映画「トラック野郎」の主人公、星桃次郎が乗るトラック「一番星号」が店名の由来。

 

浅尾さんが『一番星』と知り合ったのは昨年のこと。ふいに海鮮丼が食べたくなってInstagramを検索してみると、店主の森本さんとお客さんが楽しそうに映っている写真が目に飛び込んできます。

 

「ほかのお店は美味しそうな丼の写真をアップしているのに、このお店の投稿は森本さんとお客さんのツーショットばっかり。だけどみんなすごくいい笑顔だし、美味しい以上の魅力がある予感がしたんです」と浅尾さん。

 

それからまもなく常連となるわけですが、どうして浅尾さんはこれほどまでに溺愛するようになったのでしょうか。

 

溺愛する理由 その①

ひとつ目は「美味しくて、健康に良い」から。

 

海鮮丼の美味しさはネタの善し悪しに尽きますが、福井県三国町で漁師の家に生まれ育った森本さんにとって、そうしたネタの選別や目利きはお手のもの。

 

トラック運転手として全国各地の漁港を飛び交ったキャリアを生かし、ウニやイクラは北海道、マグロは静岡、ブリは能登など、産地ごとに信頼できる漁師や仲買人から直接ネタを仕入れているそうです。

 

さらに浅尾さんにとっては、海鮮に含まれる豊富な栄養素もポイントとなります。

浅尾さん

魚の脂には不飽和脂肪酸と呼ばれるDHAやEPA、身にはカルシウムやビタミン、タウリンといった栄養素がたくさん含まれているのでカラダづくりに最適なんです。

浅尾さんのイチオシは、アマエビ、ブリ、イクラ、ウニなど8〜9種類の海鮮と金箔を豪快に盛りつけた一番星金箔丼。お米は石川県産のブランド米「ひゃくまん穀」を使用。3,900円。

 

海鮮ネタの下にはたっぷりのイクラが…。

 

溺愛する理由 その②

ふたつ目の理由は「元気がもらえる」から。

 

海鮮丼の調理は料理上手な奥様に任せて、自身はフロントマンとして盛り立て役に徹している森本さん。とびらが開くと第一声「よぉ、いらっしゃい」と気さくに出迎え、地元の常連客も観光客も分け隔てなく談笑をするなど、店内はいつも活気にあふれています。

 

実際に浅尾さん自身も、はじめて訪れたときにフランクに接してくれたのがうれしくて、次また来ようと思ったのだとか。

浅尾さん

このお店は僕にとってのパワースポット。森本さんからはいつも元気がもらえるし、僕だけでなく一番に輝きたいという人が集まっている印象もあります。コロナ禍で暗くなった世の中を明るくしたい!といった姿勢も、経営者として見習いたいところです。

「ひとりひとりのお客さんとコミュニケーションを取るため、混まない店を意識しています」と話す、店主の森本さん(左)。交通遺児支援や震災の復興ボランティアにも力を注ぐなど、男気あふれる一面も。

 

森本さんを慕う人は数知れず。店内には遠方から訪れた、様々な著名人のサインも飾られている。

 

溺愛する理由 その③

そしてもうひとつは「縁起の良さ」

 

加賀市にある老舗仏壇店で生まれ育った浅尾さん。幼い頃から煌びやかな黄金色に囲まれて育ったせいか、金箔をみるとワクワクしながらもどこか落ち着きを感じる、不思議な気持ちになるのだそうです。

浅尾さん

家業の手伝いで金箔貼りをすることもあり、僕にとって金箔はわりと身近なもの。でも、こうやって海鮮丼に乗せられた金箔を見るとテンションが上がりますね。金と一番という組み合わせも縁起が良いし、ゲンを担ぎたいときに食べたくなります!

金沢金箔の老舗「箔一」で作られた10センチ四方の金箔を豪快にトッピング。

 

使用する器は、輪島塗の原型ともいわれる合鹿椀。その佇まいはとても上品で、高台の部分が普通の椀よりもかなり高く、器を床に置いた状態でも食事ができるように考えられている。また、一番星金箔丼を注文した人には輪島塗の箸も贈呈している。

 

これからますます魚が美味しくなる季節。美味しくて元気になる海鮮丼を食べに、近江町市場まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 

 

一番星
イチバンボシ
石川県金沢市下堤町20 堤町ビル1F
TEL. 076-255-1511
営業時間/11:00~21:30
定休日/不定休
席数/カウンター3席、テーブル12席
駐車場/近隣にコインパーキングあり
※こちらの情報は取材時点のものです。

 

 

(取材・文/ヨシヲカダイスケ、撮影/林 賢一郎)

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