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インスタARのワークショップで「BONNO」のロゴを作ってみた!

スマホを片手に道を歩いていたら、突然モンスターが現れてバトルが始まる。

 

そんな嘘みたいな世界を創り上げてしまう「AR」の技術。

 

次世代のクリエイターがこぞって習得を目指す最先端の技術を学ぶため、今回はインスタグラム上でARを作成するワークショップに参加してきました。

 

目指せ!デジタルアートの祭典

やってきたのは金沢市野町にある「金沢未来のまち創造館」。新たな産業の創出と人材育成を目的とした複合施設です。旧野町小学校の校舎を改装する形で、2021年8月にオープンしました。

 

金沢未来のまち創造館

 

ワークショップを主催するのはkanaza WAZA 研究所。金沢に息づく伝統や文化に、地元クリエイターの新しい感性を掛け合わせた、新しい取り組みを目指すプロジェクトです。

 

代表の澤田雅美さん。

 

今回のワークショップは3部制。

 

① 座学「ARがある未来」(45分)
世界のARアート事例紹介、ARの特性、活用、未来の話

 

② FACEフィルター作り(45分)
自分の顔に反応するARフィルターの作成

 

③ ワールドAR作り(45分)
空間に平面画像を出現させるARフィルターの作成

 

こんな感じで約3時間にわたって、みっちりと授業が行われます。

 

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講師のkenxxxoooさん

 

ちなみにAR(Augmented Reality)とは、実際の画像や映像とCGを合成し、現実の世界に仮想空間を作り出す手法のこと。日本では拡張技術とも呼ばれ、近年大流行した「ポケモンGO」もARの技術が活用されています。

 

まぁ、難しいことは抜きにして、さっそく体験の様子をお伝えしていきましょう!

 

 

こちらは自分の顔に反応する機能と空間に平面画像を表示させ、AR世界を出現させる機能を作成するFACEフィルター。自分の顔に落書きする感覚で、違う人物になりきったり、特殊メイクをしたりとエフェクト作りが楽しめました!

 

じつはARの知識が全くなかったので心配だったのですが、講師のkenxxxoooさんが丁寧に教えてくれるのでとても分かりやすかったです。

 

Kenxxxooo氏の作品

 

kenxxxoooさんが作ったARを自分のスマホで体験したところ、キャラクターをズームするとそのキャラクターの服の中に入り込むことができてビックリ!ここまで立体的に表現できるなんて…。キャラクターの動きや細部のつくりまで細かくて素晴らしかったです。

 

 

ここからはいよいよ空間に平面画像を出現させるARフィルターの作成へ。英語のソフトということで操作に四苦八苦しながら、BONNOのロゴを空間に出現させていきます。

 

そして、先生にも協力してもらいながら完成したのがコチラです!

 

 

写真では伝わりにくいですが、空間上でふわふわと浮いたようなエフェクトがかかっています。本当に目の前にいるみたい!

 

 

面白かったので、外でも出現させてみました。

 

「ワークショップの目的はARの認知度を上げ、クリエイターを増やすこと。それによってICT産業を通じた地域活性につながると思っています。いつか金沢の地でARなどの先端技術を生かしたデジタルアートフェスを開催するのが目標です」と話すのは、主催者の澤田さん。

 

今回は初心者向けのワークショップだったので、次はもうひとつワンランク上のワークショップに挑戦してみたいと思います!

 

 

(取材・文/タバタ、ヨシヲカダイスケ、撮影/林 賢一郎)

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