【自販機ハンター】「ホワイト餃子」を家で焼くにはアレが必須だった
人と接触することなく、ボタンをポチッと押すだけで、有名店の味が楽しめる。そんなコロナ時代を支える進化系自販機が、ここ石川県にも続々と増えています。
シリーズ第3回目となる今回は、金沢市民のソウルフード「ホワイト餃子」の自販機に突撃してみました!
第7ギョーザ
行列のできるギョーザ専門店!
やってきたのは金沢市もりの里にある『第7ギョーザの店』。秘密のケンミンSHOWにも取り上げられるくらい有名なご当地グルメなので、読者の皆さんはご存知のことでしょう。
そんな『第7ギョーザの店』に自販機が誕生したのは昨年9月。当時はまだ県内に冷凍自販機を設置するお店を見たことがなく「ついにそんな時代がきたか!」と、感動した記憶があります。
こちらがその自販機。お店の入り口近くに設置してあります。
よ〜く見てみると「1家族2パックまで」と書いてありますが、それもあまりの人気ですぐに売り切れてしまうからなんだとか。
なんとこの自販機だけで一日2,000パック以上も売り上げたことがあるそうですよ!
販売されているのはホワイト餃子(20個)オンリー。ラー油も付いています。
ちなみに筆者のおすすめは、ラー油6、酢3、醤油1のバランス。ラー油7でもいいかも?
それではさっそく購入してみましょう!
この自販機にはスマホ決済機能も付いているみたい。
ガシャん!と出てきたのがコチラ。
食品衛生の観点から、保冷バッグ持参のお客さん専用となっているのでご注意あれ!
ホワイト餃子といえば焼き方に特徴アリですが、説明書は入っていないので10番のパネルに書かれた「ホワイト・ギョウザの焼き方」をスマホで撮っておくことをおすすめします。
実際に焼いて、食べてみた!
ホワイト餃子 20個 800円
モチモチとした分厚い皮で、野菜たっぷりの餡(あん)を包んだ、まるで饅頭のようなホワイト餃子。
焼き方のポイントとしては
① 冷凍のままの餃子をセットしたフライパンに熱湯を入れて8分ほど煮る。
② そこに油をたっぷり入れて、水が蒸発するまで煮るというか揚げる。
③ 底に焼き目がついたら完成。ひっくり返してお皿に盛り付ける。
ざっくりとこんな感じですが、これが意外と難しくて…。
その昔、家族がホワイト餃子を焼くのに失敗し、部屋中が煙まみれになった経験のある筆者としては、フライパンを握る手にも力が入ります。
フライパンに餃子を冷凍のまま並べて、8分目まで浸るくらい熱湯を入れます。ガスは強火で。
こちらは油を入れた状態。ここからどんどんお湯が蒸発して、ジュワジュワという音がパチパチという音に変わっていくのが分かります。
公式のマニュアルにも書いてあるのですが、テフロン製の深底フライパンを使って焼くのがおすすめ。そうすればひたひたに注いでも油が飛びにくく、コンロもフライパンも汚れずに済むからです。ちなみに筆者はレミパンで焼きました!
完成したのがこちら!思った以上にキレイに焼けました。
餡(あん)は豚肉をベースに、白菜、ニラ、ネギ、キャベツなど野菜がたっぷり。しっとりした口当たりで、野菜の甘みと豚肉の旨味がしっかりと感じられます。
焼き餃子というよりも揚げ餃子に近い感覚ですが、野菜のおかげでさっぱり食べられるのが特徴ですね。
お店で食べるのが一番美味しいのは間違いないけど、こうやって家でも美味しい餃子が食べられるのは、コロナ時代の「食」のあり方を考えると、本当にありがたい話です。みなさんもぜひお試しあれ!
第7ギョーザの店
石川県金沢市もりの里1-259
TEL.076-261-0825
営業時間/11:00〜24:00(自販機は24時間)
定休日/水曜日
駐車場/100台
※こちらの情報は取材時点のものです。
撮影/林 賢一郎