【まとめ】世界の辛旨料理を厳選！北陸の多国籍料理店6選

中華にタイにメキシカンと、世界には激辛好きを震えあがらせる一品が数多く存在。そんなスパイシーで刺激に満ちた各国料理が北陸で味わえる店をセレクト。辛いだけじゃなく、美味しさも完璧だから、辛さには自信があるという方もそうでない方も、チャレンジしてみたくなるはず！

ドハマり注意！『ナスカライン』の肉盛りアルパストール ［金沢市］

肉盛りアルパストール1,058円

 

内灘海水浴場からほど近い場所にあるメキシカンダイニング『ナスカライン』。

こちらで人気のピリ辛料理といえば「肉盛りアルパストール」。

タコスの具材としても人気のあるアルパストールとは、アチョーテなどの香辛料に漬け込んだ豚肉を細かく切って焼き上げたメキシコの定番料理。

ジューシーで柔らかく、肉の旨味がたっぷり楽しる。

 

料理そのものは辛くないものの、辛党はこれにハバネロ（＋300円）をトッピング。

激辛仕様にカスタマイズ。

 

唐辛子の暴君、すこぶる辛いハバネロ。

 

トルティーヤを別注してタコスにするもよし、ライムとパクチーをたっぷりかけてサラダ感覚で食べるもよし。手作りにこだわったサルサソースも絶品！

 

南米出身のピテルさんが陽気にお出迎え。店の雰囲気も明るく、メキシコの雰囲気が楽しめる。

 

ランチタイムはすぐに席が埋まってしまうため、事前予約がオススメ。

 

ナスカライン

石川県河北郡内灘町向陽台1-185

TEL.076-239-3141

営業時間／11:30〜14:30、18:00〜24:00（L.O.）

定休日／火曜日

席数／カウンター8席、テーブル17席 ※ランチタイムは禁煙

駐車場／13台

※この情報は取材時のものです。

辛さ一級品。『マルガリータ』で食べるトルティーヤ［金沢市］

ハバネロのケサティーヤ810円。辛党の挑戦を待つ！

 

続いてもメキシコ料理からの一品を紹介。

金沢近江町市場近くにあるメキシカンバル『マルガリータ』のケサティーヤは、ハバネロ入りにすることで辛さが倍増。

チーズにコーティングされてマイルドになっているとはいえ、辛さは一級。

ひと切れだけハバネロ入りにして、ロシアンルーレットを楽しむグループもいるらしく、これは盛り上がりそう。

 

メキシコといえば、世界屈指のビール大国。定番のコロナを始め、デイ・オブ・ザ・デッドなどのクラフトビールも数多く揃っている。

 

扉を開けるとメキシコへとトリップ。異国感あふれる店内。

 

定番のタコス410円〜、コース3.100円とリーズナブル。

辛くない料理もたくさんあるのでご安心を。

 

マルガリータ

石川県金沢市武蔵町13-29ヒオビル2F

TEL.076-256-1076

営業時間／18:00〜24:00

定休日／火曜日

席数／テーブル50席 ※全席喫煙可

駐車場／近隣にコインパーキングあり

※この情報は取材時のものです。

チリインオイルが美味しい『一五茶屋』のカレー［野々市市］

タイで人気の蟹を使ったシーフードカレー。蟹の風味をふわふわふの卵が包み込む。1,382円。

 

タイや沖縄などアジア各国の料理が味わえる『一五茶屋』。

南国ムードに包まれた店内でいただくのは、バンコク名物のブーパッポンカリー。スパイスで引き立てたカニの渋味を卵でふんわりと包み込んだまろやかな味わいが秀逸。

トムヤムクンの味付けにも使われているチリインオイル（甘辛味噌油）によって、マイルドな辛さに仕上っている。

 

こちらがそのチリインオイル。干しエビ、赤唐辛子、玉ねぎなどを炒めてペースト状にしたタイの代表的な調味料で、コクと旨味のある辛さが特徴。

 

こちらのお店では、現地タイから仕入れたチリインオイルを味に奥行きが出るまで独自にアレンジを加えているそう。ジャスミンライス（400円）を別注して、〆料理にしても◎。

 

店内の様子はこちら。カクテルの種類が豊富で、カウンター席をバー的な感覚で利用する人も少なくないそう。

 

一五茶屋

イチゴチャヤ

石川県野々市市堀内5-139

TEL.076-227-1515

営業時間／17:00〜24:00（金土祝前日は〜2:00）

定休日／月曜日

席数／カウンター5席、テーブル8席、座敷18席、掘りごたつ24席 ※全席喫煙可

駐車場／12台

※この情報は取材時のものです。

酸っぱくて辛い『リトルスパイス』でソムタムデビュー［金沢市］

ラオスやタイで食べられる青いパパイヤを使ったサラダ、ソムタム842円

 

金沢21世紀美術館にほど近い金沢市街地の裏通り『柿木畠商店街』の一画にお店を構えるタイ料理専門店の『リトルスパイス』。

カオマンガイ（950円）やガパオ（980円）パッタイ（880円）など種類豊富なタイ料理をカジュアルに楽しめる。

タイサラダの王道ソムタムは、専用の鉢に細く切ったパパイヤ、唐辛子、干しエビなどの具材と調味料を入れて、味が染み込むまで棒で叩くのがレシピの基本。

 

ブリッキーヌと呼ばれるタイの唐辛子。その愛らしい見た目とは裏腹に、鷹の爪の倍ほどの辛さを備えている。

 

店主の谷川哲一さんは、日本人の味覚にも合うよう、ピーナッツを一緒に砕くことでマイルドなソムタムに仕上げている。

現地ではもち米と一緒に食べるのが主流なのだとか。主役にもなればおかずにもなる万能なサラダなのだ。

 

タイの食堂をイメージさせる、カラフルでポップな店内。

 

リトルスパイス

石川県金沢市柿木畠2-11

TEL.076-232-0141

営業時間／11:45〜14:00（日曜のみ）、17:30〜23:00（金土祝前日は〜24:00） ※ランチタイムは禁煙

駐車場／近隣にコインパーキングあり

※この情報は取材時のものです。

独特の食感と辛味にハマる人続出『宮 GUNG』［金沢市］

独特のもちもち食感に箸が止まらなくなるトッポギ626円。甘エビやさつま揚げの旨味が滲み出た煮汁も味わい深い。

 

辛旨料理の宝庫、韓国料理店『宮 GUNG』は、スワンスローターを使った韓国式焼肉屋、ひとつの鉄板で3つの味を同時に堪能できるハナロなど韓国料理の魅力をとことん楽しめる店。

なかでも、トッポギはうるち米で作られた棒状の餅（カレトック）を、コチュジャンや砂糖で甘辛く炒めた格別なひと品。

屋台のように鉄板で炒め煮るのではなく「シズル感を楽しんでもらいたい」と、トッペギという土鍋でグツグツと煮込んでいるのがGUNG流。そのため、最後までにアツアツで辛い。

 

韓国といえばマッコリが有名ななか、辛い料理にはソジュと呼ばれる焼酎も相性◎。定番はチャミスル。すっきりとした味わいで、女性でも飲みやすい。

 

本格的な韓国料理が食べられるお店として人気の宮。50人対応のお座敷席もあり、宴会利用も可能。

 

宮 GUN

クン

石川県金沢市本江町1-21

TEL.076-291-1800

営業時間／11:00〜14:00（L.O.）、17:00〜22:00（L.O.）

定休日／火曜日

席数／座敷50席 ※全席喫煙可

駐車場／20台

※この情報は取材時のものです。

痺れるほど辛さ極まる。『竹乃屋』の創作どんぶり［金沢市］

とろけるパイカの旨辛丼980円。

 

金沢市八日市にある竹乃屋は、親子二代で切り盛りする昔ながらの定食屋。

ランチの種類は80以上と豊富ななか「KARA旨グランプリ2018」で見事優勝を果たしたのが「とろけるパイカの旨辛丼」。

 

主役は、じっくり煮込んで柔らかくした後。ハバネロソースに一度漬け込みカリッと焼き上げたパイカ（豚バラ軟骨）。これが痺れるほど辛く、旨い。自家製の食べるラー油で辛味を付けた旨辛そぼろ飯も、香ばしいパイカとよく合う。

 

コクのある辛さが特徴的な剣崎難波入りの食べるラー油。これをかけることで辛さがグッと増す。

 

丼のサイドにトッピングされた、竹墨入りのブラックポテトサラダは、辛さをリセットする名脇役。

辛さは、辛口、激辛、神辛と3種類を用意。

あなたはどれをチャレンジしてみる？

 

竹乃屋

タケノヤ

石川県金沢市八日市出町27-2

TEL.076-249-5392

営業時間／11:00〜15:00、17:00〜21:00

定休日／月曜、第3日曜日

席数／カウンター3席、テーブル8席、座敷18席 ※ランチタイムは禁煙

駐車場／11台

※この情報は取材時のものです。

 

※こちらの記事は、2018年8月末発行の『BonNo』vol.85を再編集したものです。増税前の記事により、価格が変動していることがございます。