もっちりした米麺が旨いベトナム料理「ブンボーフエ」に箸が止まらない
ベトナム料理と聞いてすぐに頭に思い浮かぶのはなんでしょうか?
フォー?
生春巻き?
ベトナム料理といえば野菜たっぷりでヘルシー。
クセが少なく、辛さも控えめで、日本人の味覚になじみやすいというのが
世間一般のイメージです。
そうしたなか
「ベトナムにも辛い料理を食べる文化はあるんですよ」と話すのは、
野々市市でベトナム料理店を営む作平樹芳さん。
どうやら古都フエのある中部地方では、唐辛子を使った料理がよく食べられ、
食卓にもチリソースが欠かせないそうです。
なかでもブンボーフエは、
レモングラスや赤唐辛子などの香辛料が効いた酸っぱ辛い味わいで、
いまやベトナム全土に専門店ができるまでになったという人気料理。
太めの米麺に旨辛スープが絡みつき、豊かな風味が口のなかにふわっと広がっていきます。
牛骨スープの味付けにはレモングラスと赤唐辛子を炒めた調味料とニョクマムを使用。牛肉や豚足など具材もたっぷり。ブンボーフエ810円。
辛党はこれにチリソースをドバッとかけるのがおすすめ。
ゴイコークやトムサーヌォンなどのチョイ辛メニューと組み合わせるとなお良し。
おひとりさまでも気軽に通える居心地の良さ。平日昼はフォー専門店としてヘルシーなランチを提供しています。
ベトナム人留学生もお店をお手伝い。日本語は勉強中だが、現地情報には自信あり。
首都ハノイの伝統工芸「バッチャン焼」の茶器とお皿。ベトナムらしい素朴なデザインで温かみを感じさせる。店内にはベトナム雑貨も売っています。
ムサク
石川県野々市市本町6-14-43
TEL.076-248-7377
営業時間/11:30〜14:30、17:30〜23:30
定休日/木曜夜、土日昼
席数/カウンター10席、テーブル6席、座敷12席 ※ランチタイムは禁煙
駐車場/14台
※この情報は取材時のものです。
※こちらの記事は、2018年8月末発行の『BonNo』vol.85を再編集したものです。増税前の記事により、価格が変動していることがございます。