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【まとめ】懐かしの昭和グルメ。喫茶店・洋食屋のナポリタン5選

日本で最も愛されているスパゲティといえばナポリタン。昭和時代の面影を残す洋食屋や喫茶店を中心に、北陸のナポリタン事情をお届けします。

 

料理に国境なし!伊印中の三国同盟『キッチンユキ』[白山市]

庶民のご馳走として万人を虜にしてきた和製スパゲティ。戦後すぐに横浜のホテルで考案され、かつてナポリの屋台でトマトソースのスパゲティが人気だったことからそう名付けられたナポリタンは、今もなお洋食文化の象徴として君臨し続けている。

 

石川県白山市の老舗の洋食屋『キッチンユキ』では、このナポリタンにカレーライスとベーキライスを組み合わせた「ユキ風トルコライス」を提供。エビフライやとんかつなどのトッピングが加わったボリューム満点の一品だ。

 

ユキ風トルコライス1,382円。色んな味を楽しみたい人におすすめ。

 

ナポリタンは昔ながらのケチャップ味。金沢カレーの系譜を継ぐカレーソースは、単なる香辛料の効いた辛口ではなく濃厚でマイルドな味わいに仕上げられている。ベーキライスは直訳すると「焼きめし」。ベーコンや玉ねぎなどのシンプルな具材と秘伝の醤油だれが絶妙にマッチする。

 

ちなみにトルコの由来は「中国(焼きめし)とイタリア(ナポリタン)の間にあるから」とのこと。王道にして挑戦的。創業者の宮島幸雄シェフが磨き上げた味は、多くの後継者たちの手によってしっかりと受け継がれている。

 

ウインナー玉子野菜スパ940円。塩胡椒で味付けしたあっさり系のパスタの上に野菜の卵とじを乗せた、創業以来の人気メニュー。

 

カウンターの目の前はオープンキッチンになっている。

 

キッチンユキ

石川県白山市幸明町331-1

TEL.076-275-5946

営業時間/11:00~22:30(L.O. 22:00)

定休日/第2・3木曜日

席数/カウンター18席、テーブル132席 ※ランチタイム禁煙、土日祝は終日禁煙

駐車場/43台

※この情報は取材時のものです。

 

イタリアンという名のナポリタン『二番館』[小松市]

その昔、北陸をはじめとする西日本地区では、トマトケチャップで味付けされたスパゲティのことを総称して「イタリアン」と呼んでいた。

 

そうした名残を受け継ぐのが小松市の純喫茶『二番館』。ノスタルジックな雰囲気に浸りながらお目当の「イタリアン」を注文すると、ものの数分でお皿に盛られたナポリタンが登場する。

 

味付けは「世代を問わず楽しんで欲しいから」と優しくシンプルに。塩味の効いたベーコンではなくロースハムを使うのもそのためだ。お好みでタバスコと粉チーズをたっぷりかけて召し上がれ。

 

イタリアン850円。粉チーズをたっぷりかけてどうぞ。

 

親子二代で切り盛り。創業から店を支えた父の味を、息子の成晴さんが受け継いでいる。

 

二番館

ニバンカン

石川県小松市軽海町ネ109-1

TEL.0761-47-1088

営業時間/9:00~20:00

定休日/火曜日

席数/カウンター11席、テーブル30席 ※全席喫煙可

駐車場/15台

※この情報は取材時のものです。

 

な〜にぃ〜?男は黙って、コンボ!『セピア』[金沢市]

内灘町を流れる大野川沿いにある『セピア』。パスタ、グラタン、カレーなどの洋食メニューを豊富に取り揃える同店で、とりわけ人気を集めるのがコンボメニューだ。

 

たとえばランチタイムであれば、山盛りのナポリタンにたっぷりの千切りキャベツ、さらにはエビフライとミニドリアがセットになって1,000円以下とコスパ最強。色々な料理を食べたいという客のニーズに応える形で、店主の四月朔日(わたぬき)外好さんが少しずつメニューに加えていったという。

 

肝心のナポリタンはというと麺はシコシコ、ソースはトマトの酸味を抑えた優しい味付け。大盛り(+200円)は通常の量の倍近く。店主の人柄が伝わる良店だ。

 

このボリュームで930円。我々庶民の強い味方である。

 

白山連峰が一望できるロケーションも人気の秘密。

 

セピア

石川県金沢市粟崎町ニ2-8

TEL.076-238-6274

営業時間/9:00~20:00(L.O.)

定休日/火曜日

席数/カウンター7席、テーブル8席 ※全席喫煙可

駐車場/11台

※この情報は取材時のものです。

 

五感で楽しむ鉄板ナポリタン『亜鳥舞』[富山県・小矢部市]

天気が良い日には砺波平野から立山連峰までが見渡せる洋食レストラン『Café Dining 亜鳥舞』へ。店内にはオールドスピーカーと真空管アンプが奏でるジャズやクラシックが流れ、訪れる人々を心地良い気分にさせる。

 

鉄板の上でジューッと焼ける音と香ばしい香りとともに運ばれる「鉄板焼きナポリタン」は、半熟の目玉焼きにベーコンと野菜がたっぷり。甘味のある地元小矢部産の卵黄をプチっと割って食べよう。

 

鉄板焼きナポリタン1,150円。熱いうちに召し上がれ。

 

絶景を独り占めできる特等席も多数あり。営業は天候などに左右されることも多いので、一度電話で確認してから訪れる方が良さそうだ。

 

Cafe Dining 亜鳥舞

カフェダイニング アドリブ

富山県小矢部市埴生56

TEL.0766-67-2262

営業時間/12:00~21:00(L.O.)※金土は〜22:00(L.O.)

定休日/月曜、火曜日(祝日の場合は営業)、不定休あり

席数/テーブル40席 ※全席禁煙

駐車場/10台

※この情報は取材時のものです。

 

素朴で懐かしい青春の味『マルゲリータ』[福井県・福井市]

福井駅前のデパート食堂街にある『マルゲリータ』は、幼少時代のわくわくを思い出させる昔ながらの洋食屋。鉄板の上には大きくカットしたソーセージやパプリカなどが入った具だくさんのナポリタン。さらには主役級の存在感を放つビッグサイズのエビフライがどーんと座っている。

 

こちらも奇をてらわずに、ケチャップと自家製のトマトソースを組み合わせた素朴な仕上がり。小さいドリアなどが付いたコンビセットもおすすめだ。

 

鉄板焼きナポリタン980円。立派なエビフライがうれしい。

 

ディスプレイされた食品サンプルが子供心をくすぐる。

 

場所は西武福井店本館8階。ボルガライスや鯖へしこペペロンチーノなどのご当地メニューも。

 

マルゲリータ

福井県福井市中央1-8-1西武福井店本館8F

TEL.0776-28-8286

営業時間/10:30~19:30

定休日/第1・2火曜日

席数/テーブル64席 ※10:30〜15:00まで禁煙

駐車場/近隣にコインパーキングあり

※この情報は取材時のものです。

 

番外編:名古屋名物あんかけスパはご存知?『ナポリ』[福井県・福井市]

あんかけパスタは、もっちりとした太めのスパゲティにトッピングを乗せ、とろみを付けたスパイシーなソースと絡めて食べる「名古屋めし」のひとつ。このあんかけパスタの専門店が福井市にもあるのをご存知だろうか。店主の渡辺哲弥さんが研究を重ねて作り上げたその味は、名古屋人も唸らせる完成度の高さ。ぜひ挑戦して欲しい。

 

ミラカン 890円。味の決め手は仕込みから提供までに1週間はかかるというソースにあり。

 

本場の味を求めて、県外から訪れる客も多いそう。

 

ナポリ

福井県福井市和田東2-1901-1

TEL.0776-27-7227

営業時間/10:30~15:00、17:30〜21:00

定休日/日曜日

席数/カウンター5席、テーブル20席 ※全席禁煙

駐車場/9台

※この情報は取材時のものです。

 

※こちらの記事は、2018年4月末発行の『BonNo』vol.81を再編集したものです。

 

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