石川県で唯一!ゲームセンター感覚でカジノが楽しめる『金沢ギルド』でポーカー体験
日本国内のカジノ解禁が近づく中、全国では「お金を賭けずに楽しく遊べる」アミューズメントカジノが続々とオープンしています。
海外遠征する前のウォーミングアップや自身のスキルアップのために通うガチ勢から、飲み会の後にダーツやカラオケに行くような感覚で利用するライト層まで、遊び好きの大人が集まる夜の社交場として盛り上がりを見せています。
こんにちは。ライターの吉岡a.k.aビーフンです。
みなさんはアミューズメントカジノに行ったことはありますか?ボクはありません。
じつは数年前からポーカーにハマっていて、オンラインでちょこちょこ遊んではいるものの、実際にプレイするとなるとちょっと腰が引けてしまって。
だって怖いじゃないですか。ライアーゲームの松田翔太みたいな人にボコボコにされるかもしれないし。アミューズメントとはいえカジノの世界ですから警戒しちゃいますよね。
でも、いつかはテーブルを囲んでプレイしてみたかったのも事実。ということで勇気を振り絞って、金沢片町にあるアミューズメントカジノ『金沢ギルド』に突撃してみたいと思います。
※この記事の取材、撮影は3月31日に行われました。
初心者大歓迎!気軽に遊べるカジノバー
やってきたのは金沢片町にある〈片町一番館〉。大工町からスクランブル交差点のある大通りに抜けることができる、なにかと便利なあの雑居ビルです。
その1階で営業しているのが『金沢ギルド』。東京・秋葉原で絶大な人気を誇る〈アキバギルド〉の姉妹店ということで、怪しげな雰囲気は一切ありません。店構えもガラス張りのオープンな雰囲気で、オシャレなバーかと思えるくらいです。
お店に入るとエロかわなコルセットを着たスタッフさんがお出迎え。ひとまずカウンター席に座って様子を見ていたんですが、なんというかスタッフさんも常連さんも和気藹々とした雰囲気だし、これなら溶け込めそうな気がしてきました。
営業は深夜まで。バーとしての営業も兼ねているので、アルコール類も充実しています。メニューを見たところザッと20〜30種類くらい。カクテルも結構あるみたいです。
ゲームを始める前に、簡単にシステムを説明しておきます。
・ゲームに必要なチップを購入。(例)3,000円=320点
・遊べるのはブラックジャック、ポーカー、ルーレット、バカラの4種類。
・増えたチップは貯めることができ、再来店したときには新しくチップを購入するよりもお得に遊ぶことができる。
ざっくりいうとこんな感じ。ゲームセンターでコインを買って遊ぶのと似てますね。料金に関しても、よっぽど無茶な勝負をしない限り300点もあれば2〜3時間は余裕で楽しめそうです。
せっかくなので会員登録(無料)をして、ポイントカード付きの会員証をゲット。いよいよ実戦とまいります。
どの番号に落ちるかは、運次第…。
ポーカーをする前の運試しということでルーレットに挑戦。ディーラーが投げ入れた玉が、どの番号に落ちるかを直感で当てるシンプルなゲームです。
ディーラーは最初に案内してくれたリサさん。なんと『金沢ギルド』に在籍するディーラーの9割以上が女性だそうです。
いざ実戦。ファーストベットは誕生日にちなんだ7と18に重点的に賭けるというベタな作戦で挑みます。
ディーラーがボールを投げてから穴に入るまで約20秒。「ノーモアベット!」という合図とベルが鳴るまでの間にチップを賭けて、その瞬間を待ちます。
カラン…。
ここは残念ながらハズレ。さらにノーヒットが続いて、ついに残り70点まで削られてしまいました。これが最後の勝負。チップ全額を7と18の周辺、そして赤に賭けます。
シュッ…。
カラン…。
キター!
これが見事に21にイン。18の周辺&赤ということで、なんとか170点までチップが回復。この勢いのままポーカーのテーブルに移動します。
世界中で大ブームのポーカーゲーム
ポーカーといえば5枚配られたカードの役を競い合う〈ドローポーカー〉を思い浮かべる人も多いかと思いますが、ここでプレイするのは自分の手札2枚と全プレイヤー共通の5枚のカードを使って役を競い合う〈テキサス・ホールデム〉です。
より複雑な戦略性とポーカーならではの読み合いが生まれるゲーム性が最大の魅力で、賞金10億円クラスの大会が開催されるなど世界中でムーブメントを起こしています。
リアルでプレイするのは今回が初めて。ということで最低限のマナーを店長の宮下さんに聞いてみました。
それでは実戦にまいりましょう。メイクセンス!
勝負は5回戦。詳細は割愛しますが、なんとかボード(共通のカード)に恵まれて大逆転勝利することができました。
ハイライトはヘッズアップ(1対1)でのオールイン勝負。
こんなゲキ弱なカードが。
あれよ…。
あれよと…。
スリーカードに大変身!
最終的には370点までチップが戻ってきちゃいました。いやぁ、やっぱりポーカーって面白いなぁ。
「アミューズメントカジノは、ダーツやビリヤードのようにフラっと遊びに行ける夜の遊び場として認知されつつあります。とくにポーカーは友達とわいわい話しながらでも楽しめるゲーム。アグレッシブにプレイする人や慎重にプレイする人など性格も出るので、友達の意外な一面が見えたりして面白いですよ」と宮下さん。
全国大会の予選やオリジナルの大会も随時開催している『金沢ギルド』。今度は仲間たちと、また行ってみたいと思います。
金沢ギルド
金沢市片町1-7-19片町一番館1F
TEL.076-262-2160
営業時間/18:00〜深夜 ※土日は15:00〜
定休日/月曜日
駐車場/近隣にコインパーキングあり
※こちらの情報は取材時点のものです。
(取材・文/吉岡大輔、撮影/林 賢一郎)
宮下さん
まず、一番気をつけないといけないのはチップの出し方です。数回に分けて出したり、ボトボトと落とすように置いて、相手の表情をうかがうのはNGですね。
自分の番が回ってきたときはなんて言えばいいんですか?
宮下さん
ベットせずに回すときはチェック、相手がベットして同じ額をかけるときはコール、相手より大きい額をかけるときはレイズとしっかり発声してチップを置きます。
片手をテーブルにトントンする人いますけど、あれはどういう意味ですか?
宮下さん
チェックの合図ですね。あと、フォールド(降りる)するときはカードを線の外側に出します。