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満腹確実!ボリュームがすごい『うどん・そば松本』のセットランチ

 

美味しくて量も良し。

お腹がしっかりと満たされるランチをご紹介します。

 

金沢中央通沿いにある『うどん・そば松本』は大正元年に創業。元々は大衆食堂として始まり、現在の店主4代目が店を引き継ぐ際に自家製のうどんと蕎麦の提供を始めたのだそう。食堂の歴史が長いということもあって、定食メニューが充実しています。

 

敷居の高さを感じさせない店内。割烹と食堂のちょうど中間といった雰囲気で居心地が良い。

 

マグロ納豆定食にそば豆腐揚げ出汁定食、麦とろセットなど定食メニューが個性豊かでどれも気になるラインアップ。それぞれ蕎麦かうどんか選べるというのも嬉しいところ。

 

丼の単品からセットまで選択肢は幅広い。定食メニューは黒板をチェック。

 

色々あるので迷ってしまいますが「うちは蕎麦と天丼が人気」というひと声を聞き、数量限定で売切れ次第終了という人気の天丼蕎麦セットをオーダー。

 

天丼蕎麦セット1,100円。通常サイズの天丼に蕎麦一枚と小鉢付き。小鉢のたまご豆腐には甘い鶏肉の唐揚げがトッピングされていて、これが妙に相性が良い。

 

4代目店主お手製の蕎麦は、江戸時代から続く昔ながらの製法で打つ古式蕎麦。石臼で挽いた一番粉のみを使用した二八蕎麦で、つるっと食べやすい喉越しが特徴的です。大きく厚みのあるかき揚げには、特製のタレがしみしみ。食べ応え十分です。

 

特製のかき揚げはこの分厚さ。タレがしみしみで食欲がススム。

 

美味しく打てる職人は少ないという古式蕎麦。毎朝その日の分を手打ちしている。

 

そば粉は、時期ごとに異なる産地の国産ものを使用し、夏は喉ごし良く細めに、新そばの時期などには香りが楽しめるよう太めにしたりと、時期ごとに変化。その時々で美味しい蕎麦が味わえます。

 

セットメニューが充実している『うどん・そば松本』。次来たときはこれをオーダーしてみたい、あれも食べてみたいと好奇心をくすぐります。お腹をすかせて訪れてみてはいかがでしょうか。

 

おまけ

 

帰り際「おひとつどうぞ」と花小物が店先に置かれているのを発見。店主のお母さんによる手作りの品で「卓上に少しお花があるといいでしょ」とおすそ分けしているんだとか。

 

うどん・そば 松本

マツモト

石川県金沢市中央通18-23

TEL.076-231-0507

営業時間/11:30〜15:00(L.O.)、17:00〜21:00(L.O.20:30)、第二、第四日曜日は〜15:00まで営業

定休日/第1、第2、第5日曜日

席数/カウンター12席、テーブル24席、座敷20席※外に喫煙場あり

駐車場/6台

※この情報は取材時のものです。

 

(取材・文/森内幸子、撮影/吉田章仁)

 

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