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散らかった部屋でよむコラム⑨|出しっぱなしOK!見えてもスッキリさせればいい

毎日使うものは出しっぱなし派の整理収納アドバイザー カネノミホです。

 

めんどくさがりで、片付けが苦手。

そんなお客様の多くが理想とする暮らしは、ずばり「スッキリした家」。

このコラムを「散らかった部屋で」読んでるあなたも、そうそう!と頷いているのでは(笑)

 

片付けが苦手な人でよくあるのはこちら。

 

・100均で収納ケースをとりあえず買う
・隙間や空いたスペースにモノを詰める
・使わなくなった収納用品を捨てない
・飾ってあるのか、出っぱなしなのか不明

 

最近ではSNSのおかげで目が肥えて、ネットで見つけたキレイなおうち画像を大量に保存、お友達のおうちで見た流行りの収納に感化されたり、なんてことも多いのでは。

 

毎日使うものは、あえて出したままに

なんとなく苦手な片付け、でも片付けで大事なことって意外にもシンプルで2つだけなんです。

◯理想の暮らしを具体的にイメージする
◯維持できる仕組みからスタートする

 

片付けは1度やって終わり!ではなく、生きてる限りずっと続く…だから「好きな収納用品を揃える」ことや、スッキリさせてくて「何もかもを白い収納かごにしまう」のも「棚や引き出しに見えないようにしまう」のも片付けが捗るならOK。それでも上手くいかないという方に試してみてほしいのが、出しっぱなしOKな片付け方。見えていてもスッキリさせる収納にトライしてみてください。

 

片付けるとき「どうせ、またすぐ使うから」「後で…まとめて…片付けよう」って思いますよね。安心してください、私もそんなタイプです (笑)

 

○毎日使うものだけ

○ここに収まるだけ

○〜個までと個数を決める

 

こんな感じで、本当によく使うモノは見た目をよくして出しっぱなしの収納をトライ!キッチンツールや机の上の文具なら、シンプルなツール(ペン)立て1つに、出し入れしやすい量だけを収納しましょう。

書類や本、薬や日用雑貨は揃えてスッキリ

よく見る書類や本、薬や日用雑貨は、下のように揃えて収納するとスッキリします。

 

◯収納ケースの色 →白またはインテリアと合わせた1色を統一

◯高さ →同じ高さ、または低い→高い順に

◯面(つら) →前面の凸凹をなくす

 

食器や家電、服やおもちゃなどカラフルなモノを収納するときは

 

✔色は薄いもの→濃いもの
✔高さは低い(短い)もの→高い(長い)もの

の順に以下のように並べるとスッキリ見えます。

 

◯手前→奥
◯上→下
◯中央→端

 

色の濃いもの、背の高いもの、長い(大きい)ものは存在感があるので奥、下、端を意識して。

 

床やカウンター、テーブルや台の上など「平面」と壁の家の「側面」を多く見せると空間も広々と、圧迫感なく収納できます。また人は「正面」と「隅」に目がいくので、1度ご自宅をお客様目線で玄関から見て回り、そのよく目がいくポイントを空けることでスッキリした印象の家に見えますよ。

 

最後に家族に、出しっぱなしにしていい「モノ」と「場所」をルール化して共有。特に雑多に見えて散らかりがちなリビングや玄関からの動線、部屋の出入口など共有スペースは「1人1つ」「ここだけ」とモノの種類と量を厳選して、お客様の目線を外してモノを配置、収納してみてくださいね。

 

 

○お知らせ

月1で開催中の「整理収納アドバイザー2級認定講座」。1日で資格も取得できる人気No.1講座を受けてみたいという方は、ぜひチャレンジを!

2月28日(火)10時~17時
3月20日(月)10時~17時

4月13日(木)10時〜17時

 

執筆者プロフィール

カネノミホ

1級整理収納アドバイザー、1級オフィス環境診断士。2015年に整理収納サービス『Sukkirari(スッキラリ)』 を立ち上げ、個人宅&職場への出張整理収納サービスをスタート。「維持できる!楽しい片付け」をモットーに、家族のライフスタイルに合わせた収納アイデアは目からウロコと評判。これまでに石川県・富山県・福井県で400件&2,000時間以上を片付け、セミナーや資格講座を開催。暮らしにゆとりを生む、片付けのコツを発信している。

 

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