頑張りすぎない!キッチンでラクする方法|カネノミホの散らかった部屋でよむコラム #19
掃除はめんどくさい!家事もズボラな元片付け苦手人間という整理収納アドバイザーのカネノミホが、毎日をラクに過ごす片付けのヒントを教えます。
キッチンはできるだけスッキリ、掃除はラクに、料理はキライではないけど常々時短したいと試行錯誤しているカネノミホです。
みなさんキッチンに求めるものは何ですか?私はズバリ!「わかりやすさ」と「掃除のしやすさ」です。訪問片付け作業でも、リビングやクローゼットと違い、キッチンは効率を重視されるお客様が多いです。そこで、オススメしたいのが「種類で片付ける」のではなく「使用頻度で片付ける方法」です。例えば、食事の準備をするとき、何回引き出しや扉を開けますか?
もし、収納を種類別にしていると…
✓ ご飯茶碗&汁椀
✓ お皿
✓ 箸・スプーン
✓ コップ
食器だけで4箇所からモノを取り出すことになります。それはすなわち、洗って戻すときも同じ動作、動線を辿ることになります。う〜ん、めんどくさい!
それを、使用頻度別に収納すると…
① 毎日使う
② 週2〜3回使う
③ 週1の丼物や麺類
④ 年数回の来客時などに使う食器
⑤ 年1の季節やイベント食器
出し入れが劇的にラクになります。
「毎食使う食器」を①として、それらをまとめて1箇所に収納すると、取り出す(戻す)動作は1回で済みます。食洗機を使うご家庭なら、食洗機から近い場所に収納するのも◎。ポイントは①から順にわかりやすく使いやすい場所に収納することです。使用頻度別に収納ができるようになると、家族もモノの場所がわかり、食器の出し入れのお手伝いをしてくれるようになりますよ。
同様に、鍋類や調理器具なども種類で収納するより「使う場所の近く」で、使用頻度の高いものからしまうことで、食事の準備にあちこち行くことが減り、動線が短くなります。もちろん不要なモノが減ってスペースができれば、使いやすいキッチンになりますが、使用頻度を考えてモノを移動させるだけならお金は一銭もかかりません!
毎食使う食器やダイニングテーブルで使うコンロ、ホットプレート。あまり使わない調理器具や食器の収納場所を見直して、是非キッチンの中で動き回らない、効率アップの方法を見つけてみてください。キッチン内の面倒が減るとストレスも減って、億劫な掃除に着手してみよう!と思うかもしれません。まずはひとつ「当たり前になっている収納場所」を見直してみてくださいね。
○お知らせ
定期的に開催中の「整理収納アドバイザー2級認定講座」。1日で資格も取得できる人気No.1講座を受けてみたいという方は、ぜひチャレンジを!
2月6日(火)10時〜17時
詳細・お申込みはこちら