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『好日用品店』廣島友紀さんが選ぶ〈大切な人に贈りたい〉暮らしの道具

今月の特集は〈店主のお気に入りと定番品〉。雑貨の魅力を知る店主たちに、こころときめくお気に入りと、欠かせない定番品を聞く。

 

空気の澄んだ秋晴れのとある日。私たちは今回の主役となる廣島友紀さんに会いに、金沢市本多町にある『好日用品店』を訪れた。

 

 

2019年4月にオープンした『好日用品店』は、カットグラスブランド「h collection」の器を中心に、キッチン用品やアパレル小物など、日々の暮らしを豊かにするアイテムを取り揃えるお店。これまでショップ店員として雑貨や日用品に携わってきた店主の廣島友紀さんが「大切な人への贈りもの」をコンセプトにした日用品をセレクトしている。

 

購入した商品は、型染め作家の山崎菜穂子さんが描いたイラストなどをデザインしたオリジナルの包み紙でラッピング。そこには贈りものをもらう人の気持ちも大切にする廣島さんらしい気遣いがある。

 

オリジナルの包装紙や貼り箱でラッピング。

 

そんな廣島さんのセレクト基準は「作家さんの背景が見えるもの」。自分で使ったときに、その背景をだれかに伝えたいと思った感覚を大切にしているそう。

 

それでは廣島さんが伝えたいモノを見てみよう。

■定番品:h collectionのカットグラス

右からラージステムグラス8,000円、クリスタルロックグラス12,000円(ともに税抜)

 

「h collection」は、ガラス作家でありご主人の廣島晴弥さんが手がけるカットグラスブランド。その美しく柔らかなカット技術は、日本中のバイヤーから注目を集めている。

 

特筆すべきなのは、エッジの部分が光に反射したときの表情。飲みものを注いだときに見せる美しい陰影には、なにかを注いだときに一番美味しく見える作品を意識する、廣島晴弥さんの強い意思が映し出されている。

 

使ってこその器。

 

「もったいないといって使わずに飾る人も多いみたいですが、軽くて丈夫なので普段使いしやすいんです」と廣島さん。お酒が好きな人にはとくにおすすめの器。日本酒好きの廣島さんは細身のクリスタルショットグラスで杯を傾けているそう。

 

「h collection」の全アイテムを網羅。

 

もうひとつはこの季節に欠かせないあのアイテム。

■お気に入り:樋口佳苗さんのブランケット

5年前に購入したブランケット。

 

染織作家の樋口佳苗さんが自宅の織り機で、ひと織りひと織り丁寧に織りあげたブランケット。「上質なウールを使っているので、肌の感触が柔らかくとても温かいんです。それだけでなく、下準備にじっくり時間をかけたりと、樋口さんのものづくりに対する姿勢にすごく好感がもてます」と廣島さん。

 

やさしい肌触り。

 

座布団にしたり、ひざ掛けにしたり、ショールにしたり、ひとつあると頼もしいブランケット。5年前から愛用している廣島さんにとって、これからの季節に欠かせないマストアイテムとなっている。お店では11月から取り扱いを始めるそう。

 

肌寒いときのお供に。

 

引き出物や内祝い、新築祝い、父の日、母の日など、日本人の生活に贈りものは付きもの。「私自身、結婚したときに内祝いや引き出ものを探すのに苦労しました。そんな人たちのために贈りものを見つけるお手伝いができればと思っています」と廣島さん。作家さんとの窓口になって交渉をしてくれたりと、親身になって相談に乗ってくれるのがありがたい。

 

 

好日用品店
コウジツヨウヒンテン
石川県金沢市本多町1-5-5 本多コーポ105
TEL.076-255-6998
営業時間/11:00~18:00
定休日/火曜、水曜日
駐車場/1台
※こちらの情報は取材時のものです。

 

(取材・文章/吉岡大輔、写真/林 賢一郎)

 

『店主のお気に入りと定番品』バックナンバーはこちら。
第一回『やわ』の記事はこちら
第二回『ツカノマ』の記事はこちら

第三回『COMFY』の記事はこちら

 

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