【まとめ】見てるだけでワクワクする石川県の雑貨店4選
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毎日を一緒に暮らすモノだから、必要性や利便性だけでなく、心を満たしてくれる本当のお気に入りを選びたい。ひとつひとつをじっくりセレクトする楽しみや、選んだものを手にする喜び。そんな心地よい雑貨に囲まれた暮らしは、きっと心にワクワクを与えてくれるはず。味のある道具から機能的なプロダクトまで、筋の通ったセレクトが印象的な雑貨店をご紹介します。
オリジナルのレザーアイテムにも注目『benlly’s & job』［金沢市］
創業は1994年。スタイルを限定しないワールドワイドなセレクトで、根強い人気を誇っている金沢の老舗雑貨店『benlly’s & job』。インテリア小物やファッション雑貨などを中心としたラインナップのほか、職人的な視点で製作されたプロダクトにも着目。店舗２階にある工房では、店主の田中さん自らがミシンを使って、財布や手帳カバー、バッグ、カメラストラップといった革小物を製作している。
これらのオリジナル作品は、革の質感やデザインといった外的要素はもちろん、留め具ひとつといった細部へのこだわりも強く、つねに使い手と向き合った使いやすさが配慮されている。
国籍やスタイルを限定しないセレクトが人気。アウトドアで使えるアイテムも多い。
カタカタとミシンの音が鳴り響く２階の工房。田中さんの作るアイテムは、革の表情を活かしたシンプルなデザインが特徴。
場所は個性的な店が立ち並ぶ、金沢の新竪町通り。
benlly’s & job
ベンリーズ アンドジョブ
石川県金沢市新竪町3-16
TEL.076-234-5383
営業時間／11:00～19:00
定休日／水曜、第2火曜日
駐車場／近隣にコインパーキングあり
※この情報は取材時のものです。
近未来感のあるドーム型の建物が目印『Joiner』［能美市］
能美市の住宅街にひっそりと佇む『Joiner』。アメリカの数学者バックミンスター･フラー博士が開発したというFRPドームを採用した店舗の中には、インポート雑貨や日本の民芸品などデザイン性に優れた良質なクラフトプロダクトが所狭しと置かれている。
特徴的な建物の設計を手掛けたのは店主の中正彦さん。アーティスト集団「GELCHOP」に制作依頼したモニュメントを融合させたポップな店構えは、建築ファンからも密かに注目を集めている。緩やかなカーブを描きながら、地面から浮いて見えるようデザインしたという棚など遊び心も満載だ。
独自の世界観でセレクトされた雑貨。モノ自体が持つ歴史や出自なども教えてくれる。
かまくらに雪が積もったような個性的な建物。
Joiner
ジョイナー
石川県能美市倉重町甲12
TEL.0761-46-5319
営業時間／10:00～19:00
定休日／月曜日
駐車場／5台
※この情報は取材時のものです。
伝統工芸からレコードまで個性的なセレクト『Lykkelig』［金沢市］
金沢市小立野にあるセレクトショップ『Lykkelig』。ハンドメイドの雑貨をはじめ、ステーショナリーやアクセサリー、こけし、リトルプレスなど「大人でも使える」アイテムを販売する。
とくにこけしは店主の宮島さんが東日本大震災をきっかけに復興の願いを込めて、取り扱いに力を入れるようになった思い入れのある品。さまざまな表情をしたこけしのほか、こけしをモチーフにしたステーショナリーも取り扱っている。
その他ハウスやテクノを中心とした音楽CDやレコード、カセットなども充実している。
デザイン性の高いステーショナリーを中心としたセレクト。
Lykkelig
リュケリ
石川県金沢市小立野1-6-22
TEL.076-262-4511
営業時間／11:00～20:00
定休日／水曜日
駐車場／1台
※この情報は取材時のものです。
静かな田園地帯に囲まれた能登の『エビス文具店』［中能登町］
猫のイラストが描かれた青い看板が目印。田園風景が広がるのどかな場所にある『エビス文具店』は、店主の熊谷さんが経営する小さなお店。ロングセラーから最新ものまで、約1,500点の文具を取り扱う。
セレクトの基準は機能性とデザイン性が両立したもの。岐阜県柳ヶ瀬商店街にある「アラスカ文具店」のオリジナル商品など、レアなアイテムも並んでいる。タイミングが良ければ、3匹の看板猫にも会えるかも。
人気のマスキングテープなど「紙」のアイテムが充実している。
エビス文具店
石川県鹿島郡中能登町井田か部57-1
TEL.0767-76-0046
営業時間／12:00～18:00
定休日／木曜日
駐車場／4台
※この情報は取材時のものです。
※こちらの記事は、2017年9月末発行の『BonNo』vol.74、2018年9月末発行の『BonNo』vol.86を再編集したものです。