中華激戦区の小松で出会ったモチモチ食感の刀削麺
中国の東北地方、吉林省出身の彭(ホウ)夫婦が経営する中華レストラン『赤門』は、中華激戦区小松市でも有数の人気店として知られる店。
本場中国で腕を磨いた料理人が作る本格中華が自慢で、なかでも名物となっているのが「刀削麺」。
グツグツと湯が沸いた鍋の前に職人が立ち、小麦粉を練った生地の塊を削ぎ落としながら茹でていきます。その独特な製法から、麺は柳の葉のような形になり、独特の食感が生み出される。
麺を削るには手際の良さと均一にする職人技が必要で、熟練の域に達するまでには相当な年数が費やされるのだそう。
生地は小松産小麦を100%使用。ラーメンはもちろん、冷やし中華や焼きそばなど20種類以上ある麺メニューのすべてを刀削麺に変更することができるということで、通常麺と刀削麺どちらが自分好みか試してみたくなる。
かに肉のほか、えびやほたてなど魚介がたっぷり入った冷やし中華1,200円。夏にぴったり。
手作り生地の中に豚の皮を30時間煮込んだスープがたっぷり。特級調理師がすべて手作りしている小籠包は5個360円と値段もリーズナブル。
広々とした店内は、おひとりさまから団体客まで幅広く対応してくれる。さらに、2階には約70名が収容できる大広間も備える。
熟練の職人技でテンポよく麺を削る店主の彭さん。本場中国や東京などで培った料理の腕に定評あり。
赤門
アカモン
石川県小松市今江町1-374
TEL.0761-24-0039
営業時間/11:00〜14:30、16:30〜23:30
定休日/火曜日
席数/カウンター10席、テーブル36席、座敷12席(2階72席) ※全席喫煙可
駐車場/共有パーキングあり
※この情報は取材時のものです。
※こちらの記事は、2018年6月末発行の『BonNo』vol.83を再編集したものです。増税前の記事により、価格が変動していることがございます。