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飲んで美味しい、飾って可愛い!『上林金沢茶舗』の加賀棒茶入りなつめ缶

石川県の味覚が満載!おしゃれスイーツから星付きレストランのスペシャリテまで、喜ばれること間違いなしの手土産を紹介する「手土産のススメ」

 

今回ご紹介するのは、花柄模様の茶缶が可愛らしい『上林金沢茶舗』の加賀棒茶(鏡花)なつめ缶です。

 

上林金沢茶舗 本店

金沢を代表する食文化のひとつ。

石川県民の暮らしに深く根付いているお茶の文化。

 

金沢の文豪・泉鏡花が生まれた町、金沢市下新町にある『上林金沢茶舗』は、そんな伝統的な食文化を継承する日本茶専門店です。

 

京都宇治の老舗茶問屋から暖簾分けし、金沢の地で開業してから70年。現在は、下新町のほか、金沢エムザ(武蔵町)と七尾市(府中町)にもお店を構えています。

 

取り揃えるのは、抹茶、煎茶、玉露をはじめ、加賀棒茶や和紅茶など、日本の「茶文化」を伝えるものばかり。

 

石川県の茶文化の中でも、より庶民的に飲まれているのがほうじ茶。とくにお茶の茎の部分を焙じたものが好まれ「加賀棒茶」と呼び親しまれています。

 

ひとくち飲んだ瞬間にふんわり漂う、あの芳ばしい香り。スッキリした飲み口で、どんな食事にも合うんですよね。

 

そんな加賀棒茶を、お土産用に可愛らしくパッケージしたのが「加賀棒茶 鏡花(なつめ缶)」です。

 

加賀棒茶(鏡花)なつめ缶

加賀棒茶(鏡花)なつめ缶 918円

 

なつめ缶というのは、もともとは抹茶を入れるための茶器の一種。植物のなつめの実に似たころっとしたフォルムと、年齢を問わない上品な花柄模様が可愛くて、見ているだけでキュンキュンします!

 

中にはお茶が入っていますが、飲み終わった後は小物入れにしたり、内蓋がついているのでほかのお茶を入れることもできます。

 

明治時代から伝わる焙煎法をもとに、若くて柔らかい一番摘みの茎を丁寧に焙じた、豊かな味わいの加賀棒茶。今の時期は水出し(ポットに茶葉と水道水を入れて2〜3時間おくだけ)もおすすめ。

 

缶の中に入っているのは、棒茶を愛飲していたともいわれる泉鏡花をイメージした加賀棒茶。雁ヶ音と呼ばれる高級煎茶用の茶葉の茎を使って、丁寧に焙じ上げているそうです。

 

「初摘みである一番茶の茎の旨味を損なうことがないように、遠赤外線で浅く焙じることでふっくら仕上げています。棒ほうじ茶本来の芳ばしさと、すっきりとした甘みと香りをお楽しみください」と3代目の織田さん。

 

実際に飲んでみたところ、雑味や苦みがなくて、口当たりもあっさり。焙じることでお茶のカフェイン成分が焼成するので、小さなお子さんにも安心して飲ませることが出来るそうです。

 

加賀紅茶(輝)なつめ缶 1,242円

 

こちらは加賀市打越産の茶葉のみで作られた和紅茶「輝」のなつめ缶。

 

米飴のような甘い香りと清々しい後味が特徴で、砂糖を入れずにストレートで楽しむことができます。

 

茶葉はすべて国産。品質の良さにも人一倍こだわっている。

 

鏡花と輝の紅白セット(2,430円)も用意。結婚式の引き出物からお土産まで幅広く使われている。

 

飲んで美味しい、使って楽しい、女子ウケ間違いなしの『上林金沢茶舗』加賀棒茶(鏡花)なつめ缶は、本店(15日は休業)と金沢エムザ店のほか、ひがし茶屋街にある「東山ギャラリーエッジ」でも販売中。

 

ぜひ、お盆時期の手土産候補にいかがでしょうか?

 

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上林金沢茶舗 金沢本店
かんばやしかなざわちゃほ
石川県金沢市下新町1-7
TEL.076-231-0390
営業時間/9:30-17:30(L.O.17:00)
定休日/第3日曜日(連休の場合は営業)
駐車場/2台
※こちらの情報は取材時点のものです。

 

 

(取材・文/ヨシヲカダイスケ、撮影/林 賢一郎)

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