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パーティーシーズンに大活躍!石川県のご当地スナック食べ比べ。

今年もあと一ヶ月ちょっと。新型コロナの感染者が減少傾向にある中で、クリスマスや忘年会は自宅でちょっとしたパーティーを、なんて考えている人も多いのではないでしょうか。

 

そんなときに重宝するのがスナック菓子。最近はメーカーだけでなく飲食店が独自に開発したスナックもたくさん発売されていて、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。

 

というわけで今回は、石川県のご当地スナックを大調査!一体どんな味なのか、実際に食べ比べてみたいと思います。

 

 

セレクトしたのはこちらの5種。石川県の特産物やご当地グルメのスナックを中心に集めてみました。

 

それではさっそく食べ比べてまいりましょう!

 

チャンピオンカレー ライススナック

チャンピオンカレー ライススナック 432円(78g)

 

一番手は金沢カレーの元祖ともいわれる『チャンピオンカレー』の看板メニュー「Lカツカレー」を再現したライススナック。

 

おなじみのオリジナルキャラクターがプリントされた、スパイシーな香りが漂ってきそうなパッケージ。こちらの商品は金沢駅構内の『おみやげ処 金沢』で購入したのですが、スナック菓子のコーナーの中でもひときわ目立っていました。

 

 

バリっと開けるとふんわりと広がる濃厚なカレーの香り。食欲がグッと湧いてきます。

 

粒が小さめなのは、カレーパウダーを振りかける面積を増やすことで、金沢カレー本来のパンチ力を表現するためと予想。小袋サイズ(6パック)に分かれているのでシェアもしやすそうです。

 

 

味付けは想像のとおり濃厚。ライススナックにまぶされたカレーパウダーの旨味が後を引いて、食べ始めたら止まりません。これはビールなどのおつまみにも合いそうですね。主な原料が国産米粉ということで食感も軽く、バクバクと平らげてしまいました。

 

奥能登しおポテトチップス

奥能登しおポテトチップス 378円(65g)

 

2番手はクロスゲート金沢『THE GIFT』で購入した、こちらのポテトチップス。

 

新鮮な国産ジャガイモを少し厚めにカットし、受け継がれてきた伝統の釜揚げ製法で揚げて、奥能登珠洲のDENENで味付け(公式サイトより引用)。この「DENEN」というのは奥能登の伝統的な製塩法「揚げ浜式」で作られた天然塩のことで、ジャガイモの旨味をグッと引き立てる役目を果たしているそうです。

 

 

厚めであること以外見た目はいたって普通ですが、一般的なポテトチップスと比べるとちょっと固めに揚げられている様子。

 

添加物は一切使用しておらず、原材料の項目にも馬鈴薯(国産)、植物油、食塩(揚げ浜塩)と書いてあるのみ。見た目も材料も超シンプルなご当地チップスの味やいかに!

 

 

味の感想を一言で表すなら「これぞポテトチップス!」。ジャガイモの旨味が噛むごとに押し寄せてきます。ポテトチップスにありがちな完食した後の胸ヤケもなく、あっというまに一袋を食べきってしまいました。

 

厚め&固めによる歯応えの良さもポイント。シンプルな味わいをより引き立ててくれそうな、珠洲の塩サイダーと一緒に楽しんでも面白いかもしれないですね。

 

旅じゃが ほんのり甘醤油味 金沢じろあめ仕立て

旅じゃが ほんのり甘醤油味 金沢じろあめ仕立て 594円(54g)

 

3番手はカルビーのご当地お菓子シリーズ「旅じゃが」の石川版として発売中のこちら。赤を基調にした金沢らしいパッケージが可愛らしいですね。のぞき穴の奥には色んな仕掛けもありました。

 

風味は『あめの俵屋』で代々作られ続けている”じろあめ”。びよ〜んと伸びる水あめ状の柔らかい飴といえば、石川県民で知らない人はいないでしょう。

 

 

箱の中には小分けにされたお菓子が3袋。開いてみるとスティック状のポテトスナックが。この時点ですでにほんのりと醤油の香りが漂っています。

 

じろあめにコーティングされた艶感のあるビジュアルに、またもや食欲をそそられてしまいます。

 

 

これが美味いのなんの。一見すると芋けんぴのようですが、じろあめの優しい甘さの後にふんわりと鼻腔を抜ける醤油の香りがたまりません。さすが金沢最古の老舗だからこそ成せる業といったところでしょうか。しっかりと滋味深さも感じます。

 

食感もサクサクとしっとりの中間で、ついつい手が伸びるクセになる歯応え。甘栗やかりんとうで一杯やるのが好きな筆者としては、お酒のつまみにもおすすめしたい逸品です。

 

のどぐろビーバー

のどぐろビーバー 238円(70g)

 

4番手は石川ご当地スナックの代表格「ビーバー」ののどぐろ味。

 

2019年に世間の注目を浴びた後、生産が追いつかず製造休止となっていましたが、2021年の夏に待望の復活を果たしました。のどぐろを抱えるビーバーくん、相変わらず可愛いですね〜。こちらはhokka直営店『金沢彩匠』やオンラインストアのほか、スーパーなどでも購入することができます。

 

 

見た目はいつものビーバーと変わらず。ちらほらと黒い粒が見えるので、これまでのビーバーと同様に日高昆布が練り込まれているようです。

 

ちなみに「のどぐろ」を知らない人のため(いないとは思いますが)におさらいしておくと、のどぐろは北陸の高級魚として知られる赤ムツのことで、口の中(喉)が黒いことからそう呼ばれるようになったのだとか。脂がたっぷり乗っていて、白身のトロなんて言われたりもします。

 

 

塩味と昆布の旨味が特徴的なビーバーですが、こちらはより旨味が増した印象。とはいえクドさはなくほんのり酸味も感じます。なぜだか不思議だな〜と原材料の項目を見てみると「すだち」の文字。なるほど、たしかにのどぐろの焼き物って、すだちやレモンが付いてきますもんね。納得です。

 

ほかにも「ちゃんこ味」や「金沢カレー味」など新作が続々とリリースされているので、そちらの方もぜひお試しあれ!

 

川端さんちの 加賀れんこんちっぷ

川端さんちの 加賀れんこんちっぷ 518円(40g)

 

最後を締めるのは、金沢市いなほの「芝寿しのさと」で見つけたこちら。金沢の伝統野菜「加賀れんこん」を皮ごと素揚げして、奥能登の天然塩でシンプルに味付けしたチップスです。

 

パッケージにもご当地感と高級感があって、これならパーティーにお呼ばれしたときも持っていきやすそうですね。

 

 

れんこんを作るのは加賀れんこん農家の川端さん。栽培期間中は農薬を使わず、自然に近い環境でれんこんを作るスタイルが特徴で、県内の飲食店などからも信頼されている農家さんのひとりです。

 

れんこんチップスって見た目もキレイで、お皿に並べるとテンションが上がりますよね!

 

 

パリパリの軽やかな食感と、香ばしく素朴な味わい。塩分も控えめで、素材の味を楽しんで欲しいという生産者さんの思いが伝わってきます。

れんこんと塩のみのシンプルな原材料で添加物も一切なし。サラダやパスタなど料理のトッピングとしても重宝しそうです。

 

以上、石川県のご当地スナックいかがでしたでしょうか?

 

ほかにも「こんなスナックがあるよ」や「このスナックがめちゃくちゃ美味しい!」というご意見がありましたら、InstagramTwitterでのコメントお待ちしております!

 

撮影/林 賢一郎

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