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日本三大パワースポット「珠洲岬」に行くとどれだけご利益があるのか検証してみた

静岡県の富士山、長野県の分坑峠と並ぶ日本三大パワースポットとして知られる石川県の「珠洲岬」。地元民なら一度は聞いたことがある人気の観光スポットなわけですが、果たしてどれくらいご利益があるものなのでしょうか。

 

もう、何十年も石川県で暮らしているんだから、ちょっとくらい恩恵に預かってもいいよね?というわけで今回は、煩悩の塊でもあるBONNO編集部員が、実際に珠洲岬を訪れて色々と検証してきました。

珠洲岬がパワースポットと呼ばれる理由

 

7月某日、金沢から車で約2時間半かけて目的地の「珠洲岬」に到着。天気も良く、絶好の観光日和となりました。目下に広がる瓦屋根の建物は「よしが浦温泉 ランプの宿」。ミシュランガイド3つ星プラスにも認定されている、1579年創業の老舗旅館です。あぁ、一度でいいから泊まってみたい!

 

潮風に吹かれ続けることでトリッキーな樹形となった木々たち。

 

そもそもなぜ珠洲岬が全国有数のパワースポットとして知られるようになったのか。これには世界でも類を見ない地理的な特徴が大きく関係しています。能登半島の最先端部にある珠洲岬が位置するのは気流融合地帯。ここには大陸からの気流、南からの海流(対馬暖流)、北からの海流(リマン寒流)といった、自然界のパワーが集結しているのだそうです。

 

 

そのなかでも「どんな願い事も叶う」といわれているのが青の洞窟。源義経が強風を避けて逃げ込んだという伝説も残る洞窟です。”どんな願い事も”というのは、さすがに盛りすぎな気はしますが、きっとこれまで色んな人を救ってきたから今でもこうして語り継がれているのでしょう。

 

そんな珠洲岬には一体どれだけのパワーが秘められているのか。それではさっそく検証していきましょう!

検証スタート!いざ聖域の岬へ

 

ご利益といえば、期待しちゃうのが「お金」。この日のために貯金をしてサマージャンボ宝くじ20枚を買いました。珠洲岬の自然エネルギーをたっぷりと享受して、一等5億円をゲットするのだ!

 

ちなみに宝くじを購入した日と珠洲岬に訪れた日の両日はともに一粒万倍日。念には念を入れて暦注にもすがります。煩悩バンザイ!

 

 

これを潮風に当ててから、青の洞窟でお供えして、当たれ当たれとひたすら願います。

 

ちなみに青の洞窟に行くためには入場料(1,500円)がかかります。決して安いとは言えませんが、ここでケチっていてはご利益をいただくことはできません。ありがたく収めさせていただきましょう。

 

 

洞窟内の波打ち際でパワーストーンをゲット。 波によって削られたのかキレイな丸形になっています。スタッフさん曰く「1人1つまで」とのことだったので、同行者の分と合わせて2ついただきました。

 

 

これを重しにして、当選発表の日まで待ちたいと思います。妻からの「バカじゃないの?」という叱咤激励の声を受けながら…。

 

 

こちらは自宅で育てている元気がなくなった植物たち。サボテンはもはや死にかけていますが、珠洲岬の空気を吸わせたら復活するんじゃないかと、金沢からせっせと運んできました。

 

 

なんだか家にいる時よりも心なしか生き生きしているように見えます。たっぷりパワーをもらって元気になるんだぞ!

 

 

そしてもうひとつ、自分の体調の変化を調べるために「CARTE」というインナーパワーを計測するアプリも試してみました。カメラに指を置くだけで、自律神経の状態をスコア化してくれる不規則生活マンの強い味方。なんだかんだいって健康が一番大事ですからね!

結果報告。果たしてご利益は?

 

う〜ん、残念!

 

かすりもせずに撃沈となりました。これくらいで5億円が当たるほど人生甘くはないのは分かっちゃいるけど、一日かけて珠洲まで行ったんだからせめて4等は当たって欲しかったなぁ。とはいえここまでやったんだから悔いはなし!地道に働こう。

 

 

こちらは珠洲岬の気流をたっぷりと享受した植物たちの1ヶ月後。ツデー(写真上)はちょっと元気になったけど、サボテンの方はとくに変わらず。植物は元気がなくても急に復活したりするので、もうちょっと様子を見たいと思います。

 

 

 

こちらは自律神経の測定結果を並べたもの。左が珠洲岬に向かう前、右が青の洞窟で測定したものです。明らかにインナーパワーが向上しているのが分かりますね。果たして珠洲岬の自然のパワーによるものなのか、それとも日本海の美しい景色に癒されただけなのか。

 

信じるか信じないかはアナタ次第です!

 


 

珠洲岬

住所:石川県珠洲市三崎町寺家10 [地図]
営業時間:8:30〜17:00(冬期は〜16:30)
駐車場:あり

 

撮影:林 賢一郎

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