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毎日を楽しくする補聴器ジュエリー|DJ TOSHIKIのオトノイロ #14

「聴こえる」と「聴こえない」の垣根をエンターテインメントで結びたい!石川県出身のスポーツDJ・TOSHIKIが、聴覚障害者への理解を深め、インクルーシブな社会実現を目指すコラムです。

 

以前、4歳になる娘のメガネを買いに行った時のこと。

 

そこは子どもメガネの専門店で、棚にはずらっといろんなデザインのものが並んでいました。

フレームが2トーンになっていたり、サイドフレームに可愛いハートのデザインがされていたり、いろんな種類のおしゃれなメガネがたくさん売られています。娘も楽しそうに自分好みのメガネを選んでいたのですが、その時にふと思った事がありました。

 

「補聴器を買いに行った時は、選択肢がこんなになかったな…」

 

娘は補聴器もしていますが、子どもの補聴器に関していうと、メーカー数社から出ている中からカラーを選ぶという感じです。とはいえ、ひと昔前に比べるとカラーバリエーションも増えたし、軽量化されて性能も格段に上がっているはずです。

 

それでも、メガネに比べるとやっぱり選択肢は少ないし、好みのデザインを選べるという感じではありません。メガネと補聴器、当然歴史や需要数の違いは大きいのですが、メガネも最初は目が見にくい人のために造られたもののはず。補聴器と同じように、視力を補うために作られたもの。それが今や、ファッションアイテムの一つになっています。

 

「補聴器も、もっとおしゃれなものがあるといいなぁ」

 

そんなことを思っていた時に、素敵なブランドと出会いました。

 

 

補聴器ジュエリーブランド moolio(モオリオ)です。

moolioを立ち上げた小林さんは、自身のお子さんに難聴があることが分かり補聴器をつけることになりましたが、補聴器に対してネガティブなイメージを持っている人の多さに驚いたそうです。

しかし、「補聴器は生活の質を高めてくれる大切なもの。そんな大切な補聴器を自信を持って身につけて欲しい」そんな思いからmoolioを始めたそう。

 

 

 

 

最近では、ドラマやデフリンピック東京開催の話題などで、聴覚障害や手話などに興味を持つ方が増えてきたと感じますが、補聴器に関してはまだまだ社会での理解は進んでいないように思います。ドラマ「Silent」でも、警察官が補聴器をつけて自転車に乗っている主人公を止めて「イヤフォンを外しなさい!」と注意するシーンがありました。同じようなシチュエーションはドラマの中だけではなく、日常でも起こっているのではないかと思います。

 

小さな子供や小学生、中学生の年頃の子にとっては、補聴器をつけている事を恥ずかしがったり、人に補聴器を見られることが嫌だったりする時期があるかもしれません。子どものころって周りのみんなと違うという事が少し不安だったりしますよね。

 

でも、補聴器がすごく可愛くておしゃれだったら友達に褒められたり、自慢したくなるかもしれない。毎回どれをつけようか選ぶのが楽しみになりそうです。

 

ジュエリーを選ぶように、付け替えを楽しめる補聴器。

 

ちなみに、うちの子もmoolioのジュエリーをいくつか持っていますが、好きなモチーフや色などを伝えると娘の好みに合わせて作ってくれました。とても可愛いデザインばかりだし、着脱もとても簡単です。

普段から付けるのももちろん良いですが、週末のお出かけや誕生日、七五三など特別な日にお気に入りの物を付けて、気分をあげるのもとても素敵だと思います。

moolioのコンセプト

 

大切な補聴器を

 

もっと大切に
もっとおしゃれに
もっとかわいく

 

自信をもって身につけて欲しい。

 

私だけがつけている…と思っていた補聴器が、私だけがつけられるお気に入りの補聴器と思えるようになったら、とても素敵ですよね。

おしゃれは気分を上げてくれるし、普段の生活を楽しいものに変えてくれる力があると思います。

補聴器だけでなく、まだネガティブなイメージを持たれているものたちがよりかっこよく、可愛くなる事でもっと笑顔が増え、優しい社会になっていくのではないでしょうか。

 

Instagram:moolio.hearingaidjewelry

 

 

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公式HP:一般社団法人NEIRO
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Note:DJ TOSHIKI

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