日本三大金運神社のひとつ『金劔宮』で、最強のお守り三種の神器をゲット
白山七社のひとつで北陸最古の神社と伝えられる『金劔宮(きんけんぐう)』。金運アップのパワースポットとしても知られ、これまでに数多くの財界人や会社経営者らが成功を願って参拝に訪れてきた。
日本三大金運神社のひとつとして『金劔宮』が知られるようになったのは、日本有数のコンサルティング会社「船井総研」の創業者である船井幸雄氏が、生前に「金に困ったらこの神社に行くと良い」と紹介したのがきっかけだそう。長者番付の上位常連であるソフトバンクの孫正義氏も過去に参拝している。
紀元前95年(崇神天皇3年)に創建されたと伝えられる『金劔宮』。古社中の古社である。
神社境内からやや離れた場所にある表参道の鳥居。時間に余裕があれば参拝したい。
参拝の前に手水舎で身を清めるのを忘れずに。
金運の神様が祀られる「乙剱社」を参拝しよう。
『金劔宮』があるのは霊峰白山のふもとに位置する旧鶴来町。天然記念物のウラジロカシが自生する深い林に囲われた境内には、喧騒とはかけ離れた静けさが漂っている。
御祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、大國主神(おおくにぬしのかみ)、大山咋命(おおおやまくいのみこと)、日本武命(やまとたけるのみこと)、事代主神(ことしろぬしのかみ)、猿田彦神(さるたひこのかみ)など。有名な神様が数多く祀られていることもあり、古くから尚武の神、身命守護、生業繁栄の神として崇敬されている。
厳かな雰囲気が漂う拝殿の様子。奥にある本殿には邇邇芸命などが祀られている。
境内には本殿や拝殿のほか、いくつかの摂末社も鎮座している。なかでも神社屈指の金運パワースポットとして知られるのが、彦火火出見命(金勝金目尊とも)が祀られている「乙剱社」。金運アップを目的に訪れたのなら、ぜひとも参拝したい場所である。
金運アップの最大のカギともいえる「乙劔社」。奥の方にあるので忘れずに。
そのほかにも天平時代から枯れることのない「天の真名井」や「義経の腰掛け石」など気になるスポットが点在。夫婦円満・商売繁盛の神様、恵比寿様が祀られる「金比羅社」も訪れてみたい。
神様の降臨する場所に湧くとされる「天の真名井」。恵比寿社のすぐ隣にある。
三種の神器とお守りをセットで持ち歩くべし。
ひと通り参拝したら、金運アップのお守りを手に入れるため社務所へ。八咫鏡(やたのかがみ)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)からなる三種の神器と、金運のお守りをセットで購入(ともに500円)するのがおすすめ。かばんや財布に入れて、普段から身につけると良いそうだ。
とはいえ、金は天下の回りもの。皆さんにご利益がありますように。
金劔宮
キンケングウ
石川県白山市鶴来日詰町巳118-5
TEL.076-272-0131
営業時間/終日、拝観自由
定休日/無休
駐車場/あり
※こちらの情報は取材時のものです。
(取材・文/吉岡大輔、撮影/林 賢一郎)