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たわしってステキ。洗い物嫌いをウキウキさせる名アイテム

こんにちは。編集の森内です。

 

緊急事態宣言が解除され、少しずつ以前のような生活(新しい生活様式?)に戻りつつありますね。

とはいっても長かった自粛生活。板についてしまった家ごもり気質からなかなか抜け出せません。いちどローに入れたギアって結構硬いんですね…。

 

今回は自粛生活中に、これがあってよかったと思ったアイテムをご紹介しようと思います。

 

Vol.6「店主のお気に入りと定番品」特集で加賀市にある雑貨店『やわ暮らしと道具』を取材した際、店主の新宅さんから教えてもらった「高田さんちのドーナッツたわし」。そう、たわしです。

 

【関連記事】『やわ』新宅さんが選ぶ〈日常を楽しむ〉道具たち

 

 

「高田さんちのドーナッツたわし」(800円・税別)。和歌山県にある<高田耕造商店>にて、職人が手作りしている棕櫚(しゅろ)たわし。

 

取材当時、これまで特にたわしに注目してみたことがなかったので、正直心の中では「たわしひとつでそんなに変わらんでしょ」と思っていました(すみません)

 

〈取材〉ってとっても不思議な体験で、話手の熱意も重なって話を聞いていくうちにものすごい速度で印象が変わっていきます。

新宅さんの「これを使うと、洗い物が楽しくなりますよ」というキラーワードが、洗い物嫌いな私に沁みました。

 

直径約8.5cmで握りやすい大きさ。とってもやわらかくて持ち心地が良い。

 

自粛中に一番難儀していたのが、家ご飯の後にやってくる「調理器具&お皿の大洗い大会」。

この苦痛を少しでも減らしたい!

そこで思い出したのがこの可愛いたわし。「高田さんちのドーナッツたわし」を使ってみることに。

 

水に濡らすとさらに柔らかさが増し、ガラスのコップや皿も気にせすゴシゴシ洗えて便利。

 

たかがたわし、されどたわし。

 

素材の棕櫚(シュロ)は、たわしやほうきやマットなど、日本で古くから生活用品に用いられてきた樹皮。スポンジとは違ったしなやかさやコシがあり、洗い物に傷をつけず汚れをかき出します。

 

「これはすごい!」と痛感するのがザルやお鍋を洗うとき。

 

細かい網目の隙間も難なくとどくから、ストレスフリーなのだ。

 

そうめんやパスタを茹でたあと、鍋底にひっついてくる憎っくき麺のこびりつきや滑りも清々しいほどに取り除いてくれるので、棕櫚たわしあっぱれなのです。

 

すっかり虜となった今は、用途に合わせてたわしのラインアップを増やしているところ。

 

フライパン汚れ対策に棕櫚ブラシを購入(1,100円・税別)

 

丈夫で長持ち。

使った後は水気を絞ってから、引っ掛け紐でぶら下げておくだけ。

毎回カラッと乾いたたわしで洗い物にかかれるので気持ちが良い。

 

こんなに重宝するとは。今まで見くびっていてすまん。

 

毎度の食後にやってくる洗い物めんどくさいお化けを撃退してくれるキッチン界のヒーローよ。自粛生活を助けてくれたこのご恩は忘れませんよ。

 

(文/森内幸子、撮影/吉田章仁)

 

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