わたしたちの青春！いしかわ演芸文化祭開催！｜Funa先生の音楽室 #17
Funa先生（以下Funa）：今回はいつものスタジオではなく、僕が講師を勤めているKist 金沢科学技術大学校に来ております。ゲストは現在2年生の岸澤侑子さんと北越早帆さんです。よろしくお願いします！
岸澤侑子さん（以下敬称略）：よろしくお願いします！
北越早帆さん（以下敬称略）：よろしくお願いします！
Funa：お二人は映像音響学科の学生ですが、どうしてこの学校に進学しようと思ったんですか？まずは岸澤さんの方から教えてください。
岸澤：もともと音楽が好きで、ライブやミュージックビデオを観るのが趣味だったんです。なので、そういう分野に携わりたいと思ったのがきっかけです。
Funa：音と映像ではどっちの方が関心が高いんですか？
岸澤：ライブハウスで音楽を楽しむことが好きなので、最初は音響に興味があったんです。ただ、この学校では映像の勉強もできるので、そのうちミュージックビデオの凄さを知るようになって、映像も同じくらい興味を持つようになりました。
Funa：ミュージックビデオにまつわるような授業もあったんですか？
岸澤：はい。2年生から始まった映像制作の授業で、カラオケ屋さんで流れているイメージビデオのようなものを作る勉強をしました。そこで音楽と映像を合わせる面白さを知れました。
Funa：なるほど。それまでは観るだけだったミュージックビデオを実際に作れたんですね！では、北越さんはどうですか？
北越：私は映像に興味があったことがきっかけです。中学、高校でつらいことがあったりしたときに、気分転換や励みになるYouTuberさんがいたんです。
Funa：音楽で勇気づけられたといった話は昔から耳にすることがありますが、北越さんの場合はそれがYouTubeだったんだ！今っぽいですね。
北越：そのYouTuberさんの裏側を知れる動画があって、撮影や編集の様子などを見て面白そうって思いました。それでスマホで実際に作ってみることにしました。
Funa：YouTuberデビュー！？
北越：違います（笑）。その頃、友達の誕生日などの記念日に動画をプレゼントするっていうのが流行ってて、スマホアプリで画像を編集して、好きな曲を合わせて、歌詞のテロップをつけるといった感じの動画を作って遊んでいました。
Funa：思い出の画像を使った動画を記念日にプレゼントする、素敵ですね！
北越：それで動画制作に興味を持つようになったところ、映像編集っていうお仕事があるということを知りました。それでオープンキャンパスに参加したのち、この学校に入学することにしました。
Funa：二人とも高校生までに好きなものが見つかって、それにまつわる学校に進学できたということですね。それはよかった！実際に勉強するようになってどうでしたか？
岸澤：音響は想像以上に難しくて。専門機材の使い方や、音が出るまでのシステムを理解するのに苦労しました。ライブハウスで働く人ってすごいなと思います。映像に関しては編集の奥深さを知りました。撮影した映像素材の切り取り方次第で、視聴者への伝わり方が大きく変わることもある。そういうことを考えながら編集するのが難しくもあり、やりがいもあります。
北越：入学当初は映像編集にしか関心がなかったのですが、授業では複合的にいろいろなことを学びます。撮影、音響、音楽、どれも映像にとって大切なことなのですが、編集以外のことを勉強するのが大変でした（笑）。
Funa：僕がやっているDTMの授業はどうですか？
岸澤：普段、何気なく聴いていた音楽が「こんな風に作られてたんだ！」という発見がいろいろあって楽しいです。
北越：音楽の聴き方が変わりました。それまでは曲を聴くといってもほとんど歌声しか耳に入ってなかったけど、DTMを勉強したことで周りで鳴っている様々な楽器の音も聴き取れるようになり、音楽をより一層楽しめるようになりました。
Funa：音楽に対する理解、関心が深まってるようで嬉しいです。
岸澤：歌が入っていない映画のサウンドトラックなんかも聴いてて楽しいです。
北越：私の場合、今となってはカラオケバージョンを聴くのも楽しいんです（笑）！以前だと歌が入っていない音楽を聴いて楽しいなんてことはあり得なかった。でも、今はいろんな楽器の音を聴くのが楽しい。
Funa：おお（笑）！それはすごい！成長してますね。そうやって2年間、映像音響学科で学んできたことを活かせるイベントが近々あるんですよね？
わたしたちの青春！いしかわ演芸文化祭開催！
いしかわ演芸文化祭公式テーマソング『青春謳歌』
岸澤：はい。2023年1月28日（土）、白山市鶴来総合文化会館クレインにて「いしかわ演芸文化祭」というイベントがあります。
北越：ダンス、ライブ、ファッションショーなど、若者世代を中心にいしかわのエンターテイナーがたくさん出演します！ただいまチケット発売中です。
岸澤：このイベントの大きな特徴の一つが、ステージに立つ演者だけでなく、裏方の技術スタッフの多くも若い世代ということです。
Funa：まさにみんなで創り上げる文化祭ですね！
岸澤：私は撮影チームで、当日の模様を映像で記録していきます。舞台上はもちろん、技術スタッフも同世代で主役ということで、舞台裏のメイキングなどにもカメラを入れたいと思っています。
北越：私は照明チームです。これまでの授業では舞台照明の実習もありました。光をどのような角度で当てるとか、音楽に合わせて色をどうするとか、そういった経験を活かしたいです。
Funa：楽しみですね！イベントの成功、お祈りします！！
岸澤＆北越：がんばります！！
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いしかわ演芸文化祭
チケット発売中！
