
自分の足で立ってる?|裕子の艶言葉 #93
酒が入れば心も開く。金沢屈指の名門クラブに在籍し、現在は木倉町でワインバーを経営する裕子さんの酸いも甘いも知り尽くした人生談義。酒席で老若男女の心の声に耳を傾けてきた夜の蝶ならではの言葉は、まるで美酒のごとく身体の奥まで沁みわたります。
西原理恵子さんの『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』を再読。女性の自立について強いメッセージを発する、好きな本のひとつです。
色々な相談を受ける中で、いつも「自立」の必要性をお伝えします。別れたいのに別れられないような恋愛関係での悩みならば、「性的なつながりからの自立」。 急速に、そして熱烈に恋に落ちるときは、性的な欲求不満と満たされない孤独がセットになっていることが多いです。
どちらの欲求も、即効性のある方法で満たされてしまう激しい恋愛には、多くの場合、大変な未来が待っています。大変な未来が見えているのに離れられないのは、精神的にはもちろんのこと、性的な依存も大きいのかもしれません。 本物の愛に出逢いたい方は、ぜひとも自立しましょう。
結婚生活に悩む奥様方には、「経済的自立」。 離婚したいと嘆くものの踏み切れない方は、経済的に自立していない場合が多く、「離婚したものの、どうやって生活していこう」という壁にぶち当たります。
「一人で生活していけますか?」
「大人になったあなたを甘えさせてくれる太い実家はありますか?」
「子供を育てられますか?」
「協力してくれる人はいますか?そのような機関は探しましたか?」
「武器になる強い資格は持っていますか?」
と、まずは現実を見ていただきます。離婚して晴れ晴れとしたいならば、ぜひとも自立しましょう。
長年連れ添った奥様に離婚を突きつけられた旦那様には、「日常生活の自立」。バリバリと働き、しっかり稼いできた男性は、家事や炊事を奥様に任せきりだった方が多いかと思います。
米を研いだこともない、味噌汁に出汁を入れることも知らず、洗濯機の使い方が分からない方もたくさんいらっしゃるという事実。仕事がなくなったときに過ごせる友人や趣味が必要なのはもちろんのこと、コミュニティに所属するにも、そんな生活力が大切になってきます。孤独に過ごす結果になりたくないならば、ぜひとも自立しましょう。
何にでも執着して生きる人、「執着人間」は、色んなものを捨てられません。
自立しておらず、依存的で一人で生きていけない。一人で何かを生み出す行為ができる人は、強いです。自立している人は、強いです。 強いということは、すなわち優しいということです。
ただし、全ての人が強くあればいいわけでもないんです。弱く、守られて生きることを望む人も多く存在します。だとしたら、甘えて生きている自分を知って、ちゃんと受け入れてください。
あたしは、たまに会って間もない方からのご好意を受けて、「ゆうこさん‼ 好きです‼ 着いていきます‼」 と言ってもらえることがあります。とっても嬉しいです。好きでいてもらえるのは嬉しいです。
しかし、「嬉しいけど、着いて来ないで〜」と言います。会って間もない方からの激しい好意的な言葉には、だいたいの場合、警戒をします。会ってすぐに熱烈な「好き」という感情を伝えてくる方は、期待通りの相手じゃないと、同じくらい激しい憎しみをぶつけてくることが多いからです。
愛と憎しみは表裏一体。
その根底には、ご本人の強くて隠された「怒り」があります。きっと、ご本人は気がついていないかもしれませんが。その「怒り」の解消のために、相手に依存します。執着します。つまり、自立できていません。
自分の過去を思うと、ずいぶんと激しい愛を囁いて、そしてずいぶんと攻撃的でした。色んなものに対する怒りがありました。それらを認められず、パニック発作を起こしていたし、誰かに見つけてほしくて自傷的な行為を繰り返していました。 執着や依存を愛と勘違いして生きていました。
先日、しばらくお休みしていたキックボクシングを再開。 物理的にも、自分自身のさらなる自立のために足腰を鍛えていきたいと思います。
艶小噺
先日、営んでいるワインバーSankakuにて、バイオリン弾き流し演奏会を行いました。
団長ikuさんによるバイオリン演奏は、お客様のリクエストにも応えてもらえるなど、大盛況。
音楽って、いいなぁ。 平和だなぁ。平和をもたらすなぁ。と、感動しっぱなしの夜になりました。
楽しいイベント企画はもともと大好きなので、またやりたいと思います。

