トマト餡は初恋の味!?キッチンカーで販売中『農家まりちゃんのベジフルたい焼き』
気になるウワサを検証!
小松産のトマトを使った、変わり種のたい焼きを販売しているキッチンカーが人気と聞いて、真相を追った。
事前に入手した情報によれば、どうやら週末のみ営業しているとのことらしい。
9月の某日曜日、小松市内のとあるイベント会場で、ついにそのキッチンカーに遭遇できた。
会場でひときわ目立つたい焼きのイラスト。真っ赤なトマトカラーがトレードマーク。
店主の北村眞理子さん、通称まりちゃんは小松市内で地場野菜を使った無添加の漬物と手作りのジャムを製造する「まるしょう」の専務。
小松産の美味しい野菜を楽しんでもらいたいと、5年前から週末にキッチンカーを走らせ、各地でたい焼きを販売している。
たい焼きは羽根つきタイプ。餡も生地もまりちゃんオリジナル。
生地はにんじんのペースト入り。自然の甘みで、にんじん嫌いな子供でもペロリと平らげるそう。
地元の果物・野菜で作るこだわりの味
トマト、五郎島金時、小豆の3種類を販売。
一番の人気はトマト餡で、近隣農家が育てたトマトとオーガニックの砂糖を使い、甘さ控えめに作った自家製のジャムを使用。
ジャムとトマトペースト、白あんを練りこんだオリジナルのトマト餡は、ほんのり酸味のきいた優しい味。
外はパリパリで、なかはもちもちっとした食感がたまらない。一匹200円。
15分ほど焼いたら、羽根つき6連たい焼きが完成。明るい人柄の眞理子さんと交わす会話も楽しみのひとつ。
野菜の美味しさがたっぷり味わえるたい焼きは、人から人へと伝わっていき今では週末の販売予定が手帳にびっしり。県内各地のイベントから声が掛かるそう。
ちなみに、10月の出店情報を伺ってみると
10月12日(土)JA能美9:00〜16:00
10月13日(日)JA能美9:00〜15:00
10月14日(月・祝)2019こまつマラソン勧進帳 勧進帳スタジアム
10月19日(土)道の駅こまつ木場潟
10月20日(日)道の駅こまつ木場潟
10月26日(土)道の駅こまつ木場潟
10月27日(日)瀬領 里山健康学校せせらぎの郷 秋祭り
にて販売予定。
たい焼き半身がのった、たい焼きソフトアイス(400円)や地元の果物を使った無添加シロップのかき氷も販売。
その甘酸っぱさから「初恋の味がする」とも評される、農家まりちゃんのトマトたい焼き。
初恋の淡い思い出とともに、焼きたてアツアツを味わってみて。
農家まりちゃんのベジフルたい焼き(有限会社まるしょう)
石川県小松市安宅新町ナ-11-1
TEL.0761-21-9655
※この情報は取材時のものです。
(取材・文/森内幸子、撮影/林 賢一郎)