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金沢のストリートカルチャー発信基地として「PEEPS CLUB」が始動!

金沢21世紀美術館や竪町ストリートからも近い、金沢市茨木町に位置する「鞍月舎」。築40年の木造アパートをリノベーションしたこの建物に、新たなセレクトショップがオープンしました。

 

ストリートカルチャーが金沢を変える?

『PEEPS CLUB』は、さまざまなストリートカルチャーを取り入れ洋服に落とし込むアパレルショップ。高感度なセレクトが魅力的なお店です。

 

経営するのはSTUSSYで長年経験を積んだ大森陽一郎さん。STUSSYを退社してから一旦はアパレルシーンから身を引きますが、「金沢のストリートシーンを盛り上げたい」という思いから、昨年9月に『PEEPS CLUB』を立ち上げることになります。

 

 

仲間たちと作り上げたという店舗は、無機質と有機質の素材が絶妙にかけ合わされた、スタイリッシュな雰囲気が特徴。無垢の床材を壁に貼り付けるなど、洗練された佇まいの中にも温かみを感じます。

 

店の小脇にあるスペースにて、鞍月用水のせせらぎを聴きながらチルアウト。

 

「金沢のストリートシーンは本当にカッコいい人が多い。僕自身もシーンもっと盛り上げたいなと思っていて、そのためには別の角度で若い子達が集まれる場所を作りたいなと思ったんです。お店を夜10時まで開けているのもそれが大きくて。うちの店経由でクラブに行ったり、撮影に行ったり。スケーターやライダーの溜まり場としてガンガン使って欲しいですね」と大森さん。

 

その言葉を証明するように、大森さんの接客を見ていると「スニーカーはあそこの店が揃ってるよ」「スケートの板が欲しければあそこがおすすめだよ」といった具合に、金沢のストリートシーンを全体で盛り上げていく意思がひしひしと伝わってきます。

 

オーナーの大森さん。自身もBMXをこよなく愛する。

だれとも被らない唯一無二のセレクト

セレクトするのは大森さんがこれまでのキャリアの中で出会ったストリートブランドが中心。「北陸ではどこも扱ってないかも」と本人が言うようにオリジナリティも魅力で、デザイン面だけでなく機能性にも優れた少数精鋭のアイテムを取り揃えています。

 

 

たとえばこちらは、大森さんがイチオシする「FAKIE STANCE」のジャケット。アームホールなど要所がオーバーサイズで、美しいフォルムを保ったままゆったりと着ることができます。

 

「FAKIE STANCE」は、スケートボード、BMXなどストリートカルチャーに欠かせないリアルな感覚やフィーリングを大切にしながら、生地の買付けからデザイン生産までを一貫して行っている愛媛県のブランド。大森さんはそんな「ものづくりに対する思い」にも惹かれているそうです。

 

パーカーなど大森さんがデザインしたオリジナルのアイテムも販売している。

 

今後はギャラリーとして作品展示もしながら、ファッションとアートの両面でストリートカルチャーを発信していきたいとのこと。金沢のストリートカルチャー発信基地として「PEEPS CLUB」がこれからどんなことを仕掛けていくのか。今後の動向を要チェックです!

 

 

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PEEPS CLUB(ピープスクラブ)
住所/石川県金沢市茨木町56-3鞍月舎
営業時間/13:00~22:00
定休日/水曜日
駐車場/近隣にコインパーキングあり
※こちらの情報は取材時点のものです。

 

 

(取材・文/BONNO編集部、撮影/林 賢一郎)

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