【NATURAL LIFE】ECOってなんだろう。#04
ECO。
エコって何ですか?世の中に浸透しているこの和製英語。Ecology(経済)、Economy (経済)の略。つまりEcology で環境に配慮。Economyで環境と経済は繋がっていてどちらか一方だけが発展してもうまくいかない。持続可能な社会を実現することで安心した生活が送れるようにという意味が込められている。
先日 「私達が簡単にできるエコって何ですか?」と聞かれた。簡単に…。簡単にね.…。そう、この「簡単に」というのがおそらくクセモノ。
人々は時短が大好きだ。面倒を嫌う。 エコって多分今の世の中からみると面倒なのだと思う。
例えばナチュラル系の雑誌には 「丁寧な暮らし」という言葉を頻繁に目にする。この丁寧な暮らしこそが地球にとって優しい暮らしといえる。例えば、ペットボトルを買わずになるべく紙パックにする、生ごみを出さない。極力モノを買わないとか自転車通勤とか、エコな生活と検索してみればたくさんでてくる。
とはいえ、経済発展を止めることは多分無理。じゃあ先人達が暮らしたように暮らせるか?それも多分難しい。結局一人ひとりの意識の問題にいきつく。もしくは今後何かすごいモノが開発されたり…なんてね。
私は一か月ペットボトル飲料を買わないというコトを試してみました。皆さん (私も含め)、家庭でひとつ何か試してみませんか。今月は何にしようかな。
※こちらの記事は、2017年8月末発行の『BonNo』vol.73に掲載されたものです。
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執筆者プロフィール
加藤麻美(Rootive 代表)
森と生きるために木を利用し、地球に暮らす人に安心と癒しを提供する『Rootive(ルーティヴ)』代表。里山の保全活動や里山の資源を使ったイベント運営など、多彩な活動を展開。自然が大好きで、特に山をこよなく愛している。
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