
【NATURAL LIFE】㉟木工所をつくる
地中で植物の根が絡まり合い共存するするように、自然と人も絡まりあい共存していくためには。里山の保全活動を行うナチュラリストの目線で見た、自然にまつわるコラムです。
考えてもすすまないことと、考えてなくてもすすむこと。
頭に浮かんでくること
仕事で氷見に行くことが多く金沢から氷見までの道中は仕事の考えごとをしていることが多い。
考えごとというか頭に浮かぶことを処理していくという感じなので考えてはいないのか。
好きな音楽をかけながら運転していたら取引先(製材所)の抱えている課題が頭にうかんできてどうにかできないかなと思った瞬間に、商品にできない木材は私が使えばいいじゃんという脳みそになって、製材所についてすぐに、専務に
私「そこの空いてる土地に木工所つくりたい」
専務「いいね」
私「じゃあ決まり」
多分、脳に浮かんでから30分以内で決まったこと。
大体私の人生はこんな感じで進んでいくことが多い。
元パチンコ屋
未来の建設予定地は STEP 2の段階。
STEP1は氷見の商店街にあった元パチンコ屋さんで木工所をスタートさせることになった。
元パチンコ屋のサインはそのまま
氷見の商店街は日本一長い商店街ということを知った。なので割と傘がなくても買い物ができて便利。 元パチンコ屋さんは縦に長く、木工所と考えると木材を振り回すので(立てたり、横にしたりという意味)正方形の場所の方が扱いやすいが仕方ない。
住めば都というし、ここは我慢して築城していくこととした。

改装工事スタート

棚製作
縦長で配置はこんな感じになっている。

こんな感じ

間仕切りと建具できた
看板もできた
氷見というまちの魅力
氷見という町が好きである。 海と山が近く、能登生まれの私にとって氷見という町は能登を思い出すのかもしれない。 商店街にも面白いお店がたくさんあるし、食べ物も美味しい。 喫茶店はかなりDEEPだ。

モリカワさんの本物のミルクセーキ

マイケルさんの焼きカレー、たらふく食べたい時はここがおすすめ

市場にある食堂の漬丼、格別に美味しい
まだまだ紹介したいお店はたくさんあるけど、とにかく氷見は過ごしやすく肌にあう。
これからよろしく氷見。
◯自然と人の共生を考える【NATURAL LIFE】
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執筆者プロフィール
加藤麻美(Rootive 代表)
森と生きるために木を利用し、地球に暮らす人に安心と癒しを提供する『Rootive(ルーティヴ)』代表。里山の保全活動や里山の資源を使ったイベント運営など、多彩な活動を展開。自然が大好きで、特に山をこよなく愛している。
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