【NATURAL LIFE】花の効力 #25
地中で植物の根が絡まり合い共存するするように、自然と人も絡まりあい共存していくためには。里山の保全活動を行うナチュラリストの目線で見た、自然にまつわるコラムです。
気がつくと桜が咲いている。
日中のポカポカさと、桜のピンク色でなんともいえない陽気な気持ちになる桜。日本人でよかったなぁとつくづく思う4月の はじまり。
土曜日の日課
毎週土曜日の午前にキックボクシングへ通っている。
ジムの帰りには友人とステーキを食べに行くというのが毎週土曜日の定番となっている。
キックは奥が深すぎる。@HWKGYM
タンパク質摂取までがトレーニング。
キックボクシングに通って8ヵ月が経過して自分の身体が変化していく過程が楽しいのと、体力がついてきたのを感じられて嬉しく思う。
なにごともそうなのですが、コツコツコツコツの積み重ねでしかないなと。トレーニングしないと筋力はつかないし、カロリーコントロールしないと絶対に痩せない。
ケトルベルも最初は8kgだったけど、8kg→12kg→16kgへと増量中(←今ココ)
外ごはん
この日は天気も良く、桜も満開だったのでいつものステーキをやめて、お弁当を買って外で食べない?という流れになり外ごはん決行。
むっつぼしマーケットのお弁当。
「なんなんだ、この美味しさは!」と友人とキャピつきながらご飯を食べる。お弁当自体がもちろん美味しいのだけど、外で食べるっていうだけで美味しさが増すのはなぜなんだ。しかも、外ごはんってだけで美味しさマシマシなのに、川沿いで水の流れの音と小鳥のさえずり、そして桜!!!!これ、幸せ以外の何ものでもないよね。と友人と「幸せやね、幸せやね」と言いあいながら 次のモノに手をだす。
すずめの桜餅と抹茶の大福。
いただきます。
い、いただきます。
と、カロリー摂取。
川沿いには散歩する人やジョギングする人。私達のようにお弁当を買ってきて食べてる人がたくさんいて、その姿にも「幸せだな」 と。日本人のお花見文化は素敵だなぁとつくづく思う。
三日も見ない内に散ってしまうのだけど。
花の美しさ
近所を散歩しているといたる所に花が咲いている。
20代の頃はそこまで花に興味がなかった。年齢を重ねていくたびに花が好きになっていくのはなぜなんだろう。
Twitter で『空を見上げる気力や体力がない人たちにも季節の移ろいを教えてくれるからこそ花は美しい』という投稿を見て、ほんとにそうだなと。
落ちてもなお美しい。
上ばっかり向いている人なんていないし、時には下を見てしまう時だってある。 花はその一瞬の美しさをわたしたちに色んな意味を含めて教えてくれているなと思う。
今を懸命に生きること。
自然界にはたくさんの気づきがある。教えそのものというか、うまく説明できないけど自身の心の投影でもあるかもしれない。
◯自然と人の共生を考える【NATURAL LIFE】
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執筆者プロフィール
加藤麻美(Rootive 代表)
森と生きるために木を利用し、地球に暮らす人に安心と癒しを提供する『Rootive(ルーティヴ)』代表。里山の保全活動や里山の資源を使ったイベント運営など、多彩な活動を展開。自然が大好きで、特に山をこよなく愛している。
HP:Rootive
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